2012/03/03

狂戦士


今日は劇場版ベルセルク、黄金期編Ⅰを見に行きました。
長期間連載している人気コミックスの映画化と言う割には公開期間一ヶ月、上映本数一本と言うややさみしい扱いでしたが(まぁ、人気絶頂期は当の昔に過ぎてるし・・・)OVAに引き続き映像化してくれたのはうれしい限りです。






*以下は感想になりますのでネタバレ注意です






で、感想なんですが・・・まぁ、なんというかあくまで序章なのでそこまでの盛り上がりを期待してたわけではないのですが濃厚なホ〇ビデオを見せられたような感じでした。
物語はフリーの傭兵として死に場所を探していた主人公ガッツを気に入った爽やかイケメングリフィスがガッツを部下に襲わせて(部下が勝手に襲撃したんだけど、止めなかったあたりたぶん確信犯)ボコボコにした挙句自分のモノにしてしまうという、爽やかな笑顔に騙されがちですがかなりヒドイ行為によって二人が出会うところから始まります。


で、その後のセリフは「お前は俺の物だ」「お前が欲しい」「待て・・・そいつは俺の・・・ッ!」と文章に書き上げると君らはどういう関係だと言いたくなる様な台詞のオンパレードでこれには腐った方々も大いに喜ばれたのではないでしょうか。
この二人の関係があまりにそっち系なもんだから初めて見た人は予告に映ったグリフィスのベッドシーンの相手がガッツなんじゃないかと勘違いしてそうでちょっぴり心配です。もちろん、実際は違う人なのでご安心を




さて映画としての出来を言うなら・・・正直イマイチでした。
戦場面の人の動きがCGなのでどうしても動きが軽く見えてしまうんですね。
鉄の塊で斬りあい、叩き合う戦場でこの欠点は大きくマイナスだったと思います。
吹っ飛ばされるシーンは特に顕著に感じました。人がブッ飛んで凄いのは人間が重いことをわれわれが認識しているからであってだからこそ重みを感じさせる描写じゃないと説得力が薄まるんですよね。



構成の面では微妙なところで終わってしまったなー・・・という感じでした。
前後編に分けるなら前編一番のハイライトであるゾット戦が中盤で来てしまったのが・・・
グリフィスが王女に自分の夢を語る所で終わるのですがあまり続きが気になる終わり方ではありませんでした。
後、カットされた部分が結構多かったですね。ガッツの過去とか。



良かった点は声優が合っていたところでしょうか。
私としてはかなりイメージ通りだったので満足しています。
後ゾット戦自体はなかなか迫力があってよかったですね、ゾットのデカさと迫力に『こんなやつに勝てっこない!ヤバい!』と思わせてくれたのは好印象です。
あの巨体は銀幕だとなおさら迫力がありますねぇ。
ゾット(使徒)の恐ろしさをここで見せつけておけば後の蝕の恐怖が一層際立つ効果もありそうですし。




思えば今作は『大剣をブン回す迫力の戦闘』よりも『ガッツとグリフィスの友情』に主軸が置かれている気がしました。
まぁ、友情描写を大切にするあまり友情以上の関係に見えてしまったのも事実なんですが。
ここで二人の絆と互いの思想の違いを描いておくことで後の二人の決定的な別離をよりドラマチックに演出する効果を狙ったのではないかと思いますが・・・
まぁ、なんにせよ後編ありきに作ってある物だと思うので前編の不満点を後編で補ってくれればなぁと期待しております。
それにしてもけいおん!は凄いですね。
なんか後編が始まる頃(6月)でも普通に上映してそうな感じがするんですが・・・

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