2016/12/03

劇場版艦隊これくしょん感想



劇場版艦これを見てきました!

感想はネタバレになるのでリージョンで隠しますが、如月ちゃんは中々目立った扱いでした。
そして帰りに後輩が何気なくAC版の建造をしたら二連続如月ちゃん(しかも二枚目はホロ)という展開になったのには思わず笑ってしまいましたが。
ええ・・・私まだ如月ちゃんをACでお迎えするシーン一回も見たことないんですけど初めて見るのが他人のプレイかよ・・・
なんという高度な寝取られプレイ・・・!



まあ最初に言ってしまうと『何故これをアニメでやらなかったのか』に尽きます。
なんせこの展開だったら吹雪が特別だった理由も、レベル1で他の鎮守府からわざわざ転属してきた理由も、如月ちゃんが轟沈した理由も全部しっかり説明つけてきれいに終わらせたのに。
正直アニメ版MI作戦(11話、12話)は全編ツッコミどころだらけのグッダグダな出来だったんでアニメ10話からそのまま劇場版にスライドすると丁度きれいな展開になるんですよね。
しかも劇場版に大鳳出てこないんだからマジでMI作戦を見る必要がない。
これからアニメ見る人は10話から劇場版見ても全く問題ないと思います。



■ ストーリーについて

今回の映画でついに深海棲艦の正体は轟沈した艦娘であるという衝撃の事実が明かされました。
まあほぼすべての提督は知ってたって感じですけど。瑞穂とかもうまんまだったし・・・
とは言え公式が明言したというのはやはり大きなことだと思いますしそれによって「深海棲艦との戦いを終わらせるのは一人も轟沈させることなく深海棲艦を倒しつくす」という目標ができて轟沈させずに戦い続ける事にきちんとした意味ができたのは大きいでしょう。
こういう事をちゃんとテレビ版で言ってれば吹雪の皆を守りたいという目標にも説得力が出たし、リアル提督とも感情の共有ができたと思うんだけどなあ・・・
劇場版にて明かされるサプライズとしてとってあったのかもしれないけど前述したとおり提督にとっては「ゼロを作ったのはDrワイリーである」位には明言されないけど分かってた事なので別に隠すほどの事でもなかったような。



お話としてはアイアンボトムサウンドで海が赤くなると共にその海域では艦娘の艤装が砕けていくという現象が発生、なぜか吹雪だけはその影響を受けないので吹雪を中心にした作戦が展開される・・・と主人公が活躍する十分な理由があったのは好印象。
なんせ吹雪が駆逐艦ですから大和や金剛がいるのに戦闘面で主力になるというのが難しいんですよね。
アニメ版がまさにそれで、結局吹雪が特別扱いされる割には別にいなくても戦力的に大して変わらんと言うのが大問題だった。
大体夢で見た光景を覆すために吹雪を連れて行った赤城さんが何故か吹雪を待機させて戦闘に入っちゃうし・・・
とまあ駆逐艦である吹雪を活躍させる理由を作って、さらにそこを吹雪の生い立ちの秘密に繋げていくのは上手い展開だと思います。
ただし、この設定がうまいのはあくまでアニメの話で合ってゲームで実装するのはやめてね。
一マス進むごとに艦隊にダメージが蓄積するとかマジやってらんねぇ・・・イベントでそんなんあったらストレスで髪が痛んじゃう・・・



結局吹雪はエア提督とケッコンしてたけどなんらかの形で轟沈、そしてまた今回の如月ちゃんの様な形で帰ってきて1話に繋がる→残されたふぶ鬼(※名前がないのでとりあえずこう呼んでます)がアイアンボトムサウンドの異変の原因に。って事でいいのかな?
ただ如月ちゃんがそのまま帰ってきたのに吹雪は二人に分かれてる理由は分からんけど。
吹雪の肉体は海に沈んだけど魂は別の形で転生して蘇ったってことなのかな。なんかニンジャソウルみたいだな・・・アセンションした艦隊ソウルが再びディセンションして吹雪復活!みたいな。
一緒に見に行った後輩は『深海に沈んだ方は艦娘じゃない駆逐艦・吹雪で吹雪が最初の艦娘&深海棲艦になったから特別な存在なのでは?』と言ってたのでその説もあり得そうですね。
ただそうなるとエア提督が言っていた吹雪との約束は何だったんだという話になりますが、本当に夢で見ただけという話なら辻褄は合いますね。
そうなると『お前とケッコンする夢を見たからやで』とか言う頭の中にオガクズでも詰まってないと浮かばない妄言いよいよ何の意味もなくなっちゃいますけど。
最後は吹雪がブッ鬼ーを近代化することで俺とお前で超融合して話が終わりますがあれの影響で如月ちゃんまで消えたのは一体・・・
イベントをクリアすると海が青くなる=その海域から深海棲艦はいなくなるという解釈でいいのかな。
ゲームでそうならないのは単にゲーム性の問題だろうか・・・ていうかクリアしたら敵が出なくなるんだったら堀ができなくなるから当然ですけど。


そういえば当たり前のように大和が一緒にいたけどあの子は違う鎮守府の艦娘だったのでは?
そもそもアニメの方でもなんでわざわざ別の鎮守府に所属とかにしたのか分からんかったけど。
戦いに出さない理由は、深海棲艦のカラクリを踏まえて決戦兵器である大和を不用意に轟沈させて深海化させるわけにはいかないからとかそんなんでも良かった気がします。




■ アニメ版からの改善点

多くの人がおっしゃってるようにアニメ版のだめだった部分がほぼ改善されているのが今作が比較的良評価な理由ではないでしょうか。
動きの少ない戦闘は良く動き、カメラワークもしっかりしてました。
全然関係ないシーンでも無理やりネジこんでテンポを悪くするだけだった大北レズ劇場もなし。
無理やりすぎる原作セリフの使い方もなし(10話の睦月のがんばっていきましょー!は盛大にズッコケた)。
窮地に陥った艦娘があと乗せ女神であっさり復活という脱力物の展開はなし。
ライバルキャラの決着は音声だけというアニメ版ニンジャスレイヤーも驚愕の展開もなし。
存在しないも同然なのに存在自体が不要という意味の分からない評価を下されたエア提督はついに存在がケジメされ一切の出番はありませんでした。
更に吹雪と如月の設定の掘り下げも相まってアニメ版での悪評、汚名にはほぼ全て改善点、アンサーを出したと言っても過言ではないでしょう。
だからこそテレビでこれをやらなかったのが惜しまれる・・・
それでなくともMI作戦をもう少しマシにできなかったのだろうか。




■ 如月ちゃんの扱い

色々言ったけどまあ、やっぱり如月提督としては一番気になるのはこの部分でしたね。
とはいっても劇場版で如月ちゃんが出てくるのは見に行く前から予想していました。
そもそもアニメ版のラストがあれだったし、再放送でわざわざカットが変更されてたんでこれはもう劇場版で出てくるフラグだろうと踏んでいたので復活と深海化は予想の範囲内でした。


・・・まあそれでも浸食する腕を必死になって擦って『なんで取れないのぉ!』と絶望するシーンはちょっと心が痛む辛いシーンでしたけどね。
そういう嗜好の方々にはオオウケ必須のシーンなのでしょうが私はあくまで彼女とはプラトニックな関係なので純粋に可愛そうに思いました。
角と変色を隠すためとはいえパーカー着てくれたのは良かったですね。
どうせ改二にならんからパーカーは着ないだろうと思ってたので嬉しいサプライズでした。フード被った如月ちゃんもとってもラブリー。こんな事なら俺も如月パーカーを着て鑑賞に臨むべきだった。海のリハク一生の不覚!!


んでまあ、後は完全に深海化して敵中枢に近づく吹雪たちの最後の刺客として立ちはだかる展開かと思いきや土壇場で鬼さらぎちゃん(※名前が分からんのでこう呼んでます)が睦月を助けにくるというシチュエーションは良い意味で意表を突かれました。
あの姿で味方として戦ってくれるというのは何かスゴイ燃える展開で個人的にはテンション上がった。
欲を言うなら深海側の特性を活かした戦いをしてほしかったなあと思います。
300人近くいる艦娘の中で唯一深海サイドの力を持ってる艦娘というオンリーワンな個性を獲得したので、せっかくならその姿ならではの能力を見たかったなあと思いました。
嫁の深海化をどう捉えるかによって印象は変わってきそうですが、私としては如月ちゃんのデザインのバリエーションが増えたよ!位にとらえてます。
艦娘であり深海棲艦であるという唯一の個性は見ようによってはオイシイ属性だなと思うので・・・
あの姿のフィギュアなりガレキなり出てくれると嬉しいなあって感じです。まああれだ、睦月ちゃんも言ってたけどどんな姿になろうが如月ちゃんは如月ちゃんなので私に取っちゃあ深海Verもオッケーよ。
・・・あんな姿になるのを見たくなかったって言う人の事も否定する気はありませんけどね。




まあ総評すると事前に予測していたのよりは遥かに面白い展開だったと思います。
如月ちゃんは深海化した姿を倒して最後に復活してちょっと出てくるくらいかな?と思いきや準主役ともいえる活躍を見せてくれたのはアニメ版のうっぷんを晴らす展開だったのではないでしょうか。
何度も言う様にホントにこれを10~12話でやってれなあんなに大荒れすることもなかったと思うんですよね。
むしろ最初はこれが本筋で劇場版に回すために急きょMI作戦をでっち上げたんじゃないかと思えてきます。
そんくらいMI作戦は穴だらけなお話だったので・・・


後は個人的にアニメ版の評価が低い理由としてエピソードによってノリやキャラがちぐはぐというのがあったんですよね。
シリアスで行きたいのか、ほのぼので行きたいのか、史実をなぞりたいのかそうでないのか。
吹雪が頑張る理由は赤城さんの様になりたいのか、提督との約束のためなのか、皆を守りたいからなのか・・・その辺の解釈が回によってグッチャグチャでスタッフ間の連携がうまくいってないのでは?と推察できる粗が多かったんですよね。
その点90分前後でまとまる劇場版は短い話なのでスタッフの連携がとりやすかったのではないかと思ってます。
人に誘われたら二回目見に行ってもいいかなあくらいには思える出来でした。
何だかんだで今年はアニメ映画が軒並み面白くて良い年だったなあ。

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