2012/02/01

今期(2011年12月終了)アニメ評価in星屑の流星群

このたび『ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人』さんより12月に放送終了したアニメの評価企画参加のお誘いを頂いたので早速参加させていただきます。
まぁ、ダンボール戦機しか見てないんだけどな!
いつもいつも「見るぞ!」と思いつつ結局2~3話で放置しちゃうんだよねぇ・・・





ストーリー 3


ダンボール戦機はゲーム原作なので基本的にはゲーム準拠で話が進んでいきます。
その場合もとのゲームがアレだった場合は当然アニメもそうならざるを得ないわけで・・・
ただ今作は異常に説明不足だったゲーム版を精一杯補完しようとする姿勢が見て取れるのは好印象です。
特に灰原ユウヤは原作では謎のプレイヤーとしてでてきて本当に謎のまま退場した非常に不憫な奴だったのですがアニメ版で海道ジンとの意外な関係を明らかにし、イノベーターの刺客として現れた理由が明かされたのはアニメ版での大きな特徴だと思います。
ただしアキレス編での尺がやや長く、そのしわ寄せが終盤で顕著になったのはマイナスポイントです。





キャラクター性 4


キャラに関しては非常にバランスよくまとまっていると思います。
ゲーム版はバン、アミ、ジン以外のキャラ立ちが異常に弱く郷田と仙道なんて『終盤のダンジョンでスイッチ押すためについてきた』と揶揄されるほど影が薄く、親友ポジションのカズもジンが仲間になってからはそのポジションが被り、次第に存在感が消えていきました。

アニメ版ではこの辺がかなり上手く処理されていて特にカズがヘタレキャラでキャラ立ちしたのはかなり大きいと思います。
アミさんは当初はリコやミカに人気が集まり不遇ヒロイン扱いでしたが漢気を全面にアピールすることで視聴者の心をワシ掴みにしました。

仙道はセリフと出番がかなり増え、痛々しい中二病患者の割に友達がいなかったり一人だけ量産機を使ってたりと妙に現実的な面がキャラとのギャップを感じさせ、人気を集めました。
また作中屈指の実力者であるにかかわらず調子に乗って余計なことして負けるあたりが妙にマヌケで親しみを覚えさせます。


反面主人公のバンが常識人ゆえ必然的に仲間より存在感がなかったりコウスケ君の様な非常に面白いキャラを尺の都合であまり活躍させられなかったのは残念なところです。




画 4


基本的に作画はあまり気にしないほうなのですが、アニメ感想に使うキャプチャとかを見ててもそう作画崩れが目立つような部分は少なかったと思います。
肝心のLBXはCGなので(シーンによっては手書きですが)作画に影響されないのもロボアニメとしては強みだと思います。




演出 3


戦闘シーンだけでいうなら近年のロボットアニメの中でトップクラスと断定できます。

CGは賛否両論あると思いますが某AGEの様に『手書きにこだわった』とか言いながら棒立ち戦闘を延々やられるよりはCGでも動いたほうが全然良いと思います。
必殺ファンクションは『これぞ必殺技!』という感じのド派手な演出目白押しで、超プラズマバーストやプロミネンスレイドなどは特にお気に入りです。


ただ戦闘以外の演出はお世辞にも褒められたものではないと思います。
事あるごとにキャラのカットインが入る演出は使いすぎてる印象がありますし戦闘面でもグングニルが発動するとたいてい試合終了で緊張感をそがれます。
試合運びもピンチに陥る→何かひらめく→あっさり逆転のパターンが多く特にアキハバラキングダム決勝戦はもう少し何とかしてほしかった所です。



音楽 5



文句なしの最高評価。
上でもさんざん言いましたがこのアニメはあくまでゲーム準拠なので良くも悪くもゲーム版の影響を受けるんですよね。
シナリオ面ではそれがマイナスに働きましたが音楽ではそれがプラスに働いており、ゲーム版の良曲が惜しみなく使われております。
OPも両曲ぞろいで1Dreamはホビーアニメであることをしっかりアピールしている良い曲だと思います。



総合的な評価 4


なんだかんだでここ数年の中では一番好きな作品です。

色々と気になる点もありますがなんといってもそれを吹き飛ばしてくれるほどロボットとキャラクターが魅力的だったのが大きく、この二点が優れているのはロボアニメとしては十分優秀であると思います。
また日野さんの脚本は確かにアレな部分が見逃せないほど多いですが先が気になる展開を作るのはうまいと思います。
逆に言えばそれゆえに期待が大きくなり、その先に待ち受けるお粗末な結果に余計落胆が大きくなったりするのですが・・・
ゲームが発売するまでは本当にあれこれ先の展開を予想しながら友達としゃべるのがとても楽しかったです。





ベストキャラクター賞:川村アミ





この称号を贈るにふさわしきお方はアミ様を除いて他にはいません。
そもそもからしてヒロインなのに『専用機を持たず、カスタマイズした汎用機で強敵と互角に渡り合う』というバニング大尉の様な設定が強烈なギャップを醸し出し、そこらの海千山千のヒロインとは一線を画していることを強固にアピールしております。
作中でもその実力はかなり高く展開の都合上、負けてしまうことも少なくないですがここ一番ではしっかり決めてみせる安心感を持ち、特にパンドラ乗換時は敵に基地を襲われて絶体絶命の中、初めて使う機体を見事に乗りこなして仲間の危機を救うという主人公の様な見せ場が用意されておりもういよいよもってアミ様の魅力は天井知らずです。



作中でも美少女設定でカズ、リュウ、オタクロス、オタイエローといった数多くの下僕を従え、美少女の皮を被ったその正体は手の付けられない野獣であり仲間内の男二人を力強く引っ張っていくその背中は父親の背中のようにデカく頼りがいがあります。
喧嘩っ早く煽りが得意でいかなる状況でも我を通すことを辞さないその生き様は周りに流されやすい日本人に不足している何かを訴えかけているようであり、まさに現代社会に生きる我々にとって目標とすべく理想の存在であるといっても過言ではありません。



ここまでの要素に加えて彼女の見下すような視線と井上麻里奈さんによるなじる様なセリフが化学反応を起こして我々の内に潜むとめどない感情を呼び覚ましてくれます。加えて外見もミニスカート+絶対領域という360度全方位から見ても完璧な要素を誇り、まさに完璧超人と呼ぶにふさわしいお方です。残念な美少女として中の人つながりで隣人部に入れそうなほどです。







ダンボール戦機は現代の子供たちのロボアニメの標準、あるいはプラモデビューのきっかけとなりつつあるのは間違いないと思います。それ故にレベルファイブには是非ともこの傑作の種を大切にして末永いコンテンツにしてもらいたいです。
だからもうBOOSTのような露骨に金を毟り取るような商法は辞めてもらいたいのですが・・・
正直子供がターゲットの作品で早過ぎるアペンド版はがっかりさせるユーザーの数がオタ向けコンテンツの比ではないと思います。長期的にみると絶対よく働かないと思うのでこんなサ〇カスみたいな真似はやめてほしいものです。


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