2014/09/16

スクールアイドルダッコラーッ!


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色々とひと段落着いたのでデカール記事の続きと行きたいと思います。
この記事はデカール作成に重点を置いている、故に塗装工程はキング・クリムゾンめいて省略させてもらう、いいね?
とは言ってもそれだけでは無粋なので多少のポイントは説明していきたいと思います。
強いて言うなら白はいい物を使いましょうという事かな。
と言うのも隠ぺい力がなまっちょろい白色を綺麗に発色させるためには何度も重ね吹きする必要があるからだ(塗が甘いとサフが透けます)
個人的な感想としてはアルティメットホワイト(ガイアカラー)>EXホワイト(ガイアカラー)>ピュアホワイト(ガイアカラー)>MrカラーGXクールホワイト(クレオス)>ホワイト(クレオス)ぐらいの順番だと思います。
フィニッシャーズのファンデーションホワイトも隠ぺい力が高いと聞いていますが試してないのでよくわかりません(持ってはいるんですけどね・・・)
とりあえずMrカラーよりガイアカラーの方がいいです。私は白に限らず、明るい色は全てそうしてます。
アルティメットホワイトがあれば間違いないのですが微妙に手に入りづらいのが難点ですね、大きめのショップかネット通販ぐらいでしか手に入らないんですよねー。
最低限クールホワイトぐらいにしておきましょう。これならMrカラーを取り扱ってる店なら大抵置いてあるはずです。
ぶっちゃけ私はMrカラーの普通の白は調色ぐらいしか使ってないです。そのぐらい頼りない・・・



それかいっそホワイトサーフェイサーを使うという手もあります。
これなら元の色が白いから上記のどれでも発色は気にならないはず・・・難点としては傷やパーティングラインがグレーに比べて見つけづらいという事ですが・・・
もっともじっくり見れば対処可能なレベルなので綺麗に発色させる手間を思えば十分実用的な範囲です。
というか、エアブラシ持ってない人はそうするしかないですね。缶スプレーの白も結局隠ぺい力で言えばそこらの白と大差ないので・・・





塗装が終わったらいよいよデカール貼りです。
あ、一応マスキングはがしたり筆でリタッチするときに指紋とか付いてるので気になるようなら貼る前に一度水洗いか拭いてやるのをお勧めします。
ここで注意したいのは市販のデカールだと切れ目が付いてるのですが自作デカールは当然そんなものないので自分で切り出すことになります。
なので・・・





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これを




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こんな感じにします。
当然ながら余白は少ないほどキレイにできるので少なめに。



切り出したら通常のデカールと同じ感覚で貼り付けます。
貼り方は他のデカールと変わりません、水につけて、少しずらして台紙をスライドさせればオッケー。
シワや気泡は水を含ませた綿棒で軽く伸ばして押し出していきます。
ただノリが弱いのか他のデカールほど貼ったあとに動かすことが出来ない気がしました。
不安があるならMrマークソフターとマークセッターを使うといいでしょう。




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ちょっと気泡が入っちゃいましたね・・・
どうしても取れなければ針などで細い穴を開けて空気を抜くというテクもありますが、今回は見過ごせる範囲だと判断し、1~2箇所程度にとどめました。
デカールが傷つくので、どうしても処理したい所にだけやるといいと思います。



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ここまで順調に進んできたのですがここでアクシデント。
水着ことりちゃんのデカールがあからさまにデカいのだ。
ブッダオハギ!!!どうやら、データ編集の際に間違って没データの方を拾っていたらしい。
こんなの聞いてない!テストにでないよぉ・・・
この様な事が無い様に皆さんも注意してください。
と言うわけで泣く泣く一部切り取ることに・・・このイラストが一番のお気に入りだっただけにこの結果は残念だが修正が聞かないようなミスではなかったのが救いか・・・





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ここで読者の皆様にインストラクションを授けよう。
デカールを貼る際は、一枚貼ったら次に貼るのはある程度離れた位置にするという事です。
何故かというと、上の画像を例に説明しましょう。
例えばサンライズのロゴを貼った次にランティスのログを貼るとしよう。
この時、サンライズのロゴが乾ききってないとランティスのロゴを貼ろうとしたとき動いたり破れたりする恐れがあります。
最悪二つのデカールが絡まって両方廃棄・・・なんてことになりかねません。
ですので、デカールを貼る時は一箇所貼ったらその付近は乾くまで触れないほうが安全なんですね。
痛車の場合ならフロント→サイド→リア→サイドといった感じで面を変えながら一枚ずつ貼っていくといいと思います。



デカールを貼り終えたらもはや形としてはほぼできたも同然です。
ンッン~~!出来立てホヤホヤの作品を眺め回す愉悦・・・製作者にしか味わえぬ喜びよ。
ですが最後に重大なミッションが待ち構えています、そうクリアー吹きです。
カーモデルなのですからやはりツヤがあったほうが見栄えがいいですし厚めに吹けば多少の擦れなどからデカールを保護してくれる役割も持ってくれます。



本来ならクリアー吹きはエアブラシが最適です。
吹きつけ量や強さを調整することでタレるのを防ぐのもあるのですが、痛車作りにおいて特に問題なのが基本的にアクリル塗料は上からラッカー塗料を重ね吹きできないという性質です。
つまりアクリルクリアーでコートしてあるデカールをラッカークリアーが浸して異常が起きる危険性があるのですね。
ですからエアブラシでよく希釈して少しづつ薄吹きしてやるのが最適なのです。



んが、このステップにきた時点で残念ながら私の持ち時間がかなりヤバイ事になっていました。
エアブラシを出してクリアーを溶剤で希釈して~という時間もないほどに・・・
なので私は決断する、缶スプレーで仕上げることを!!
正直言って危険な賭けだったかもしれない、しかもよりによって私の家にあるラッカー系の光沢クリアーはソフト99しかないという状況だった。
ソフト99は本来、模型用ではなく実車に使う塗料でその分塗膜が硬く乾燥も早いのですが溶剤成分は模型用よりも強烈です。
模型用でさえアクリル塗膜を浸す恐れがあるというのにそれより強い塗料で吹き付けるのはあまりに無謀・・・ッ!
しかし、しかしである!この記事を見ている人全員が全員エアブラシを持ってるなんて限らないし何より私自信、知識で知ってはいても本当に缶スプレーでやったらダメなのか試してみたことはないのです。
となれば男は度胸、なんでも試してみるものさ。




・・・とはいえここまで来ての失敗は洒落にならないので事前に余ったデカールをプラ板の切れ端に貼ってクリアーを吹付け、経過を観察します。
すると30分たっても1時間たっても全然滲んできません。
あれ?これいけるんじゃね??と思い、いよいよ完成品にクリアーを吹き付けると・・・
イケました。何の問題もなし!!
ワオ・・・ゼン!アクリル塗料の塗膜って結構丈夫なのね。
自分でやっといてなんだけどまさか本当に大丈夫だとは思ってなかったよ・・・試してみるもんですね。
ていうかどうしても失敗が怖いならいっそデカールの保護に使ったアクリルクリアーをそのまま使っちゃってもいいかもしれません。
それならまず失敗することもないでしょう。
ただ、光沢はラッカーに劣りますし塗膜が弱いので研ぎ出しができない等という弱点もあるのでそこはケースバイケースで。




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と言うわけでこれにて3回にわたって連載してきたデカール講座の終了となります。
拙い文章で申し訳ありませんがお役に立てませたでしょうか?
一応、私が数年で培った自作デカールの技術を惜しみなく披露したつもりなのですがカーモデラーさんから見たら至らぬ点も多いと思いますので、なんかおかしい点があったらコメントででも知らせて頂ければ幸いです。
なんかもう1週間程度で仕上げなきゃいけなかったからかなり忙しくなってしまいましたが久々に模型製作を心から楽しめたと思います。
いや、勿論普段からプラモをパチ組みしたり改造するのも楽しいのですがやはり作り始めた頃の新鮮なワクワク感と言うのは薄れてきているもので・・・
今回は初めて試すことや久々のミニ四駆制作というのもあってあの頃の気持ちに立ち返って制作ができたと思います。
今回の反省を見直す意味でも時間を見つけて、あと一台くらいは 痛車作りたいなぁ。


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