2014/07/07

ニトロ


ニトロプラスが二次創作のガイドラインを改定「委託禁止」「200個以内・10万円未満」に賛否両論


エロゲーメーカのニトロプラスが二次創作に向けてガイドラインを制作したことが議論になっているみたいですね。
賛否分かれる提案だと思いますが個人的には支持したいと思ってます。
『同人誌の存在を否定している!』『>権利者の立場から足元を見ている!』という声が一部で上がっています。
実際、いかにも同人誌の参加サークル数に影響が出そうに思えますがそもそも今回の条件でアウトになる物は



委託やオークションなどでの販売
販売数量が200個を越える場合
売上予定額が10万円以上の場合




と言う個人が小規模な同人誌で達成するには難しい範囲であり、どちらかといえばコミケで同人誌を出してるサークルさんと向けでなく場末のゲーセン等で勝手に版権物の抱き枕カバーだのライターだの扱っているグレーゾーンな利用者達を対象とした物であると思います。
この手のものを扱うゲーセンは三大電気街(大須、日本橋、秋葉原)の全てで見たことがありますし、最近は大きめな駅の近くのゲーセンですら平然と扱ってますからね。
さすがに問題であるとの判断が下ったのでしょう。


次に『他のメーカーはそんな事してないのにニトロだけ条件つけられるのは勝手だ』と言う声ですが、むしろメーカーとしては自社のブランドを守るためにある程度の制約を設けるのは当然の権利と言えるでしょう。
一定以上の売上に関してはロイヤリティを要求するのに関しても本来ならばそれが当然であり、今までメーカーのご好意で見逃してもらっていた状況というのが現実です。
それに今回の制約はかなり緩い部類だと思います。
オークションはダメでも通販は許可してるし(普通は通販も著作権問題に引っかかるからダメ)まどマギ、デモンベインなど有名なタイトルに関しては例外措置を取ってる様ですしね。
まぁ、これらのタイトルはニトロが版権を独占してるわけじゃないからそうしたくてもできないという事情もあったのかもしれませんが・・・現にシュタインズ・ゲートやスーパーそに子は規定項目内に該当するわけですからね。
ただ書店委託ができないというのは小規模サークルであっても大きな痛手になりそうですが・・・


結論から言うと同人業界そのものを瓦解させるようなショッキングな制約というわけではないと思います。
そもそもニトロプラスは東日本大震災でWFの当日版権システムが起動しなくなったとき、かなり早い段階からWF向けに特例として版権を許可していた企業ですし、この手の問題については理解のある方だと思うんですよね。
もっともニトロプラスに追随してほかのメーカーがもっと厳しい条件で規定を設けると言う流れも考えられますが。
とは言っても上で言ったように版権元からすりゃそういう要求は当然の権利であり、文句を言える筋合いはないんですが。
特に角川は版権に関してはシビアなので艦これ大打撃・・・という流れがないとは言えなさそうですね。
まぁ艦これに関しては既にキャラクターグッズに関してはハッキリとした規定があるのでそれが同人誌にまで波及するというのは考えにくいと思いますが。
っていうかそもそもワンダーフェスティバルをはじめとしたフィギュア系のイベントがそもそもこの版元に対してロイヤリティを支払う方式を普通にやってますし、それで成り立ってるからこの規定が原因でコミケがなくなるなんてことはないと思います。
まぁ、WFやトレフェスは背後にしっかりとした運営企業があるのでコミケとは少々事情が異なるんですが。



私としては今回のガイドラインは同人誌の存在が公式グッズに影響を与えるのを懸念したとかそういうのでなく、表現規制問題やTPP等で今後問題になるかもしれない要素に先手を打ったとかそういう企業戦略としての意味合いが強いのではと予想しています(あくまで素人予想なので、テキトーに聞き流してください)
ていうか逆に考えればこれ、当日版権システムと同じでライセンス料さえ払えば公式グッズとして認められる扱いになるので考え用によっては何の後暗さもなく堂々とグッズが売れるようになる、ありがたいことなんじゃないでしょうか。
しかし個人的に残念だったのが今回の件で『宣伝してやってるのに何様のつもりだ』とか『ロイヤリティで金稼ぎしたいのか』とか厚かましい意見が結構見かけられた事ですね。
やっぱり一次があっての二次創作だし、一ファンとしては二次創作やるにしても、制作側にはある程度の敬意を払ってもらいたいなぁと思います。
だからダンボール戦機もWFかどっかで版権許可してもらえませんかね・・・(結局そのオチか


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