2014/06/14

ジョジョの奇妙な冒険 スターダスト・クルセイダース10話感想



インド到着!!
やはり三部はインドからが本番って人も多いと思われますが私も御多分に漏れずその口です。
まぁ、序盤の山場ってヤツですよ。ここで重要なイベントが起きてそこから一層戦いは過酷なものに・・・
もっともインドに着くまでも十分面白いんですけどね。特にアニメは漫画だと印象の薄かった戦いもかなり濃い密度で描いていてくれるので嬉しい。


■その~・・・ちょいと心配なんじゃぁ

インドという国はカレーばかり食べていて病気にすぐにでもかかりそうなイメージがある。と冒頭からカブトボーグ張りの偏見が飛びますがそもそも原作の表記がこじきとか泥棒ばかりいてカレーばかり食べていて熱病か何かにすぐにでもかかりそうなイメージがある」だったのでこれでも大分マイルドになっています。
さらに言うと『19世紀のイギリス人は、この街を「この宇宙で最悪の所」と呼んだ』と言う追加攻撃まで炸裂してます。
ここまで言うなんて一体荒木先生は取材でどんな目にあったのか非常に気になります。
もっとも世間一般的にはインドというのはカレーばかり食べていてすぐに踊りだして手足が伸びたり火を噴いたりテレポートしたりする(人ばかりの)国と言うイメージの方が近いでしょうか。
ていうか、ジョセフおじいちゃん自身が腕伸ばしたりできるけどな!
実際、ダ○シムの伸びるパンチはズームパンチが元ネタだとか・・・



■なんでも良いってことですよ・・・彼の口に合うって事は。

アニメオリジナルパートとして原作のレストランでの食事に追加シーン。
トイレに行くポルナレフに注文を訪ねたジョセフに対して『まかせる!とびっきりのを頼むぜ、フランス人の俺の口に合うゴージャスなやつをよ!』との返しに花京院が上記のセリフでリアクション。
花京院も打ち解けてきたというか順調にポルナレフの扱いがぞんざいになりつつあります。
この流れはエジプト到着直後にピークに達しますがそれはまた別の機会に・・・
しかし毎度毎度追加シーンが本当に原作にあっても違和感が無いくらい馴染んでいる。
スタッフは本当にジョジョの奇妙な冒険という作品を愛しているのだなと感じられますよ。
『原作者は石ころより役に立たない』などぬかした某スカタンアニメーターは見習って欲しいもんですよ。



■べ・・・便器の中に!

ヤバイ生物がIN!
便器の中に豚がいるという特殊構造のトイレにビビったポルナレフは叫びながら飛び出す。
しかしいくら驚いたからってギニャァァァーーー!はないだろ。ギルガメッシュにぶった切られたサイファーかお前は。
ウボァーぐ、げ、ぺぺぺぺぺぺー!と言うよりかはマシだが。
実際この方式のトイレはアジア各国で例があるんだとか。
豚が顔を出さなければブツを食ってくれる分、汚物を溜め込む汲み取り式よりもマシなイメージはあるがどうなんだろう実際。
一通り説明を終えて出て行くボーイに対して『おい待て!一人にするな!』とすがるポルナレフですがそういう問題じゃないというか、便器の中に豚がいるより見知らぬ人間の真横で用を足す方がかなりプレッシャーになると思うんだが。

結局ホテルまで我慢する事になったポルナレフだが、手を洗っていると背後から鏡の中にしか存在しないスタンドが迫る。
鏡の中に悪霊がと言うのはホラーものでは定番ですな。さすが荒木先生、ホラー要素薄めの舞台でもこういう演出を挟むのを忘れない。


■こいつはミイラ取りがミイラになるな。

ついに出会えた妹の仇を前にして単独行動を決意するポルナレフだったがアヴドゥルに止められて口論になる。
実際ここはアヴさんの意見の方に理があるよな。
敵はポルナレフの能力を知り尽くしているし、Jガイルが妹の仇であることも知っている。
その上で向かわせたのだから当然、勝ち筋が仕込んである・・・と。
理屈で考えれば正しいんだけどポルは直情キャラだからなぁ・・・
結局ジョセフの仲裁により、ポルは一人で敵を追うことに。うーん、こうして見るとシンガポールのホテルで一人部屋だったのもこの展開の伏線のようにすら感じられるぜ・・・
しかし、かつて肉親の仇討ちという名目でシーザーの単独行動を許し、結果として先立たれた経験のあるジョセフは複雑な心境だろうな・・・



■ホル・ホース&J・ガイル登場

さていよいよ登場です!第三部の敵側準レギュラーにしてコウモリ野郎のホル・ホース君!
その初登場はなんと象に騎乗してのブッ飛んだスタイル。
さすがに象はねーよ!三國無双じゃないんだから・・・
とは言えホル・ホースの格好から見て馬がベストだがなんか周りから浮くしかと言ってラクダだと違う世界のアヴドゥルさんとカブるしでインドらしさをアピールするために象になったのかもしれませんね。
グッパオン!を再現してくれた前例から期待をしていたのですがやはりエンペラー発動時の謎効果音、メギャン!もバッチリ再現。
襲いかかるコブラをハングドマンとのコンビネーションで一蹴するシーンが超カッコイイ。
その後に二人並んで歩いていくのも強敵感たっぷりで好印象・・・ただし象、テメーはダメだ。
なぜか象がおいてけぼりを喰らいます。かわいそうな象・・・
と思ったのですがこの象ひょっとしてネーナ(ホル・ホースがイチャついてた子、CVは雪野五月さん)のペット(?)だったのではないでしょうか。
自称プータロー風来坊なホル・ホースが象を所持してるとも考えにくいし、借りてきた物にしては豪華な装飾を多数身につけてるのが気になります。
良家のお嬢様であるネーナなら飾り付きの象を持ってても不思議じゃないのではないでしょうか。



ちなみにコブラは動く物しか襲わないので実際にこんなシチュエーションは起きえないそうですがそれ以上にジョジョでコブラというともっとおぞましい何かを思い出してしまいますね。
ちなみにホル・ホースの名前の元ネタはアメリカのポップス・デュオ「ホール&オーツ」(ヒップホップ/R&Bグループの「フル・フォース」との説もあり)、J・ガイルはアメリカのロックバンド、J・ガイルズバンドらしいです。


■J・ガイルの雨よけ再び

こんな細かいネタまで拾ってくれるスタッフには感涙を禁じえません。
原作では晴れていたのにわざわざ雨を降らせたのはJ・ガイルのネタ回収のみならずこの雨によってできる水たまりが後の展開への布石も兼ねているからでしょう。



■銃は剣よりも強し

ンッン~~!名言だな、これは。
能力といい格好といい西部劇テイスト丸出しなホル・ホース君ですがやはりというか彼とポルナレフの対決はインドなのにアメリカンテイストが過剰に現れています。
この辺はマカロニ・ウェスタンの影響だろうか。
エンペラーの弾丸をアーマーテイクオフによる軽量化で見切ろうとするポルナレフだったが弾丸もスタンドなので操作可能というエンペラーの特殊能力前に額を打ち抜かれる・・・ッ!との刹那、弾丸より早いアヴドゥルタックルが炸裂し、九死に一生を得るポルナレフ。お前は加速装置でも積んでんのか!?
だが弾丸を操作できるということは当たるまでは何度でも戻ってくるということ。
ならばと弾丸そのものを焼き尽くそうとアヴドゥルが立ち向かうが・・・



■ば・・・馬鹿な!簡単すぎる!あっけなさすぎる・・・

アブドゥルに密かに忍び寄る魔の手、それは背後の水たまりにあった。
水たまりの反射に写りこんだハングドマンが背後からアヴドゥルを攻撃する。
そして、エンペラーの弾丸を避けきれずに額を打ち抜かれてしまった。
この時の出血の音がまたリアルで・・・
ハチマキが宙を舞い力なく水たまりに落ち、その中でハングドマンが不敵に笑う演出が最高にグッド。
花京院じゃありませんがあまりにも『あっけなさすぎる』メインメンバーの退場でした・・・
ホル・ホースは一行の中ではアヴドゥルをもっとも手ごわいと見ていたようですが実際相性を抜きにしてもマジシャンズレッドは三部どころかジョジョシリーズを通してみても上位にランク付けできるレベルの強スタンドですしね。
彼を打ち破った功績は大金星でしょう。



■スゲー迷惑だぜ!この俺は!!

自分をかばって凶弾に倒れたアヴドゥルに向かって『説教好きだからこうなるんだ』『おせっかい焼きのシャシャリ出』、『こう言う奴が足でまといになる』など酷い言葉を吐きまくるポルナレフ。
これには温厚でチームの和を守る気持ちは誰よりも強い花京院も思わず激おこになりかけますが、ポルナレフの瞳には大量の涙が・・・
一人で突っ走り勝手な真似をしたのも裏を返せば仲間を危険から遠ざけたい、自分の都合に巻き込みたくないという不器用な優しさから。
結局ポルナレフもアヴドゥル同様仲間のことを思っての行いだったわけですね。
うーん、ベタベタしすぎないが、熱い友情を感じられる良いシーンだぜ。
次回はついにポルナレフが妹の仇と遭遇するゥ!
置いてけぼりを食らったり壁にめり込んだりと最近良い所なかった花京院も活躍するのでお楽しみに!

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