2014/06/05

ジョジョの奇妙な冒険 スターダスト・クルセイダース8話感想


承太郎以外みんな役立たずな航海を終えて一行はシンガポールにたどり着く。
ここからしばらくは陸路が続くので海の上では役に立たなかった4人も活躍の場が広がるぜ。



■ゴミと間違われるポルナレフの荷物

そもそもなんで彼はプール用のビニールバック(にしか見えない)で旅してるんだろう。
確かに雨風汚れには強そうだがポケットもないだろうし長旅に使うには結構不便そうなんだが・・・
しかし三部はこういうリラックスしたシーンが多くて、適度に楽しそうな感じが伝わって来るのがいいなぁ。
ちなみに、シンガポールはガムの持ち込み禁止です、ついでに言うとかつては長髪禁止なんて法律もあったという噂がある。
なんかシンガポールってポルナレフと相性最悪っぽい。
ポールとポルで名前が似てるのに。



■ガクセーはガクセー同士ということで

またしても始まる花京院の唐突な学生アピール。
同年代の友達と初めてのお泊りにテンション上がっちゃってるっぽい雰囲気が微笑ましいです。
香港でマメ知識披露したり何気に今回の旅を最もエンジョイしてる風な雰囲気が漂います。
アニメオリジナルとしてアンもホテルに一緒についてくる姿が書かれます。
アンがポルとの同室を嫌がったのでポルは一人で泊まることに。
『俺も一人の方がのびのびできるぜ』と言いながらスタスタ歩いてくポルナレフを見るとなんだかまだこの時点では完全な仲間になってないんだなぁ、と改めて思いました。
彼が本当の意味でジョースター一行の仲間と呼べる存在になるのはインド以降からだと思います。
その時に、EDでポルナレフにも動きがつくんだろうか。



■テメー、頭脳が間抜けか?

部屋に入ると何やら異様な雰囲気が!
ポルナレフ視点で薄暗い部屋に歩いていく演出はホラー映画っぽくてこれから不吉な事が起きる雰囲気満点。
こういう事が出来るのがアニメの利点ですよね。改めて三部がアニメ化されてよかったと思うシーンだ。
ドアを開ける際に大げさに『ギィィィィーー』っと音が響くのも芸が細かいです。

で、原作通りお鍋の中からインチキおじさん・・・ではなく冷蔵庫からデーボが登場。
別にクローゼットにでも潜んでいればいいもののわざわざ冷蔵庫から出てくるのは、おそらくウォッチメンのオマージュだからだろう。
ホラー映画と見せかけてまさかのアメコミからのネタ輸入は荒木先生がホラー映画と同じくらいアメコミも大好きだからだな。
そもそもスタンド能力もX-MENが元ネタの一つだし。


■痛ぇよぉ~~~!

エボニーでビルのスタンドを出すが一瞬で蜂の巣にされるデーボくん。
しかしオマージュの多い作品なのでデーボのいてぇよ~!という叫びや後ろ向きに歩いて行って落ちるあたりが北斗の拳のオマージュじゃないか錯覚すら覚えます。
デーボが消えると同時に謎の攻撃で足をザックリ切り裂かれるポルナレフ。
どう見ても重症ですが洗ってないパンツ巻くだけで特に問題なく動き出すタフさを発揮します。
まぁ、彼は後の展開で歩行に支障をきたすレベルの重傷を受けてもカーテン巻くだけで元気に飛び回ってたりするのでアキレス腱が削がれるくらいは静電気で痺れた位の痛みでしかないのでしょう。



■呪いのデーボ

ここでアヴドゥルによるデーボの解説が入る。
デーボの姿は誰も見たことがなくアメリカインディアンの呪術師という触れ込みで殺し屋をしているそうですがそんな胡散臭い肩書きの殺し屋を雇う連中が大勢いることのほうが驚きです。
普通殺し屋を雇うときに呪術師なんて呼ばないよなぁ・・・
ポルナレフはなんの気なしに人形を片付けるが、よく見ると人形の目がさっきまで閉じていたのにいつの間にか開いています。


■よくも!俺の片目を潰してくれたなッッッ!

ここでエボニーデビルの能力の種明かし。
元ネタはどう見てもチャイルド・プレイです。本当にありがとうございました。
デーボいわくシルバーチャリオッツは本体の目が届かない場所では戦えないスタンドらしい。
要するにスタープラチナが写真からハエを読み取ったみたいな真似ができないわけだ。
最も大抵の近距離型スタンドはそのタイプだと思う。スタープラチナが異常に便利すぎるだけや。
と思ったけどクレイジーダイヤモンドやクラフトワークみたいな縦断を見切れるタイプのスタンドは本体じゃなくスタンドを通して見てるのかも。


■今からてめーのタ○キン噛み切ってやるぜ!メェーン!

首が180度回転してこちらを振り向こというのはエクソシストのリーガンが元ネタと思われる。
それにしてもエボニーデビルのけたたましい笑い声や急に静かになったと思わせていきなり動き始めるなどホラー映画のお約束のような演出がバンバン飛び出る。
これが呪いの人形の不気味さを一層引き立てており、アニメ化の恩恵を最も受けたスタンドのひとつかもしれないな。



■わざとぶちまけていたのはテメーだけじゃねーぜ!

めくら打ちと見せかけて密かに鏡を割っていたポルナレフの起点により逆転勝利。
幽霊の正体見たり枯れ尾花、といいますか種が割れるとアッサリやられてしまうスタンドでした。
ていうかもう各所で散々言われてるけどエボニーデビルのスタンド能力は弱すぎる
まず本体がダメージを受ける必要があるのに、そこまでやって出来るのが単に人形を操作するだけ。
しかも物質と一体化してるスタンドにも関わらず本体へのダメージフィードバックがあるというオマケ付き。
審判あたりと比べると可愛そうなほど使い勝手の悪い能力と言わざるを得ない。
というかそもそも彼は五人全員にこれやるつもりだったんでしょうか。
絶対体が持たないと思うんだけど。そもそも冷蔵庫ごと攻撃されたら恨みを抱く暇もないわけで・・・
三部格ゲーでそこそこ強いキャラだったことだけがせめてもの救いか・・・


■頼もしいわ!私のブルリン♥

またしてもアニメオリジナルでポルナレフが警察に尋問されてるシーンが追加。
まぁ、普通に考えればホテルがあの惨事になってお咎めなしというわけには行かんわな・・・
しかし最も重要なのがここでポルナレフを問い詰めている警官がブルリンそっくりということだろう。
二部のラジオでブルリンを泣く泣くカットしたと悔しそうに語っていたスタッフだけにどうしてもブルリンを出したいという執念が彼を生み出したのでしょうか。
もしかするとこの警官はブルリンの子孫かもしれん。
そもそもブルリンは街を騒がせてる悪党(ジョセフ)を捕まえようとした正義感あふれる漢だった。
そんな正義の心を受け継いだ子孫が警察になっているのはごく自然な成り行きといえよう。
今!ポルナレフを見つめる彼の瞳にも確かにそれ(黄金の魂)があった!彼は紛れもなくブルートの血を受け継いでいたんだ!
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コメント

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>ゴミと間違われるポルナレフの荷物
これはギャグキャラの宿命……ここまで悲惨なギャグキャラがいるか!
もうちょっとゴミ袋っぽい形だったら警官の間違いも納得……ですが、ギャグとして成り立ちませんね、すいません。

>ガクセーはガクセー同士ということで
旅行慣れしてるからかやっぱり花京院は生き生きしてる感じがしますね。
ちなみに僕は、香港でジョセフが保護者っぽく船やらを手配してる時に承太郎達が香港を満喫してたのが微笑ましかったです。

>そもそも冷蔵庫ごと攻撃されたら恨みを抱く暇もないわけで・・・
もしポルナレフがでっかいトランクやら持っていて冷蔵庫が開かないように置いてたら……というか、冷蔵庫が開かないようにベットを移動させていたら……
もうそこで詰んでましたよね(それでも冷蔵庫を粉々にして脱出するだけの力はありそうですが)。
エボニーデビル戦は気合いの入った作画でしたね!

Re: 宮藤椿さん


> これはギャグキャラの宿命……ここまで悲惨なギャグキャラがいるか!
> もうちょっとゴミ袋っぽい形だったら警官の間違いも納得……ですが、ギャグとして成り立ちませんね、すいません。

現時点でも結構ゴミっぽいですから警官が間違えるのも無理のないことでしょう
後の展開になりますが本体が乞食に間違われるレベルなのでポルナレフの存在そのものがシンガポールの法的にアウトなんでしょう。



> ちなみに僕は、香港でジョセフが保護者っぽく船やらを手配してる時に承太郎達が香港を満喫してたのが微笑ましかったです。

私もあれはアニメオリジナルの中でもかなり好きなシーンです。
花京院の旅行通っぽい感じがよく出ていましたし、なんかこう自然に楽しんでる感じが自分も行きたいと思わせてくれますね。


> もしポルナレフがでっかいトランクやら持っていて冷蔵庫が開かないように置いてたら……というか、冷蔵庫が開かないようにベットを移動させていたら……

用心深いアブドゥルや花京院なら冷蔵庫ごと攻撃ってのもありうるんで彼はフロントでポルナレフが一人部屋になることを確認してから急いで先回りしたのでしょう。
どのみち攻撃を受けなければならないのでそれなりのリスクを承知でも挑発しなければならなかったんでしょうね。やっぱり使えない能力だなこれ・・・