2014/06/02

ジョジョの奇妙な冒険 スターダスト・クルセイダース7話感想

前々から書こうと思っていましたので、ジョジョアニメの感想を書いていきたいと思います。
ちなみに最新話は9話ですが、ホントはもっと早くから書くつもりだったということで7話ということになるが…勘弁してくれ・・・



■前回までのあらすじ

お母さんがDIOの影響で病気になったのでエジプトへ向かうことになった承太郎とその仲間たち。
保健室をブッ壊し、飛行機を不時着させ、レストランを炎上させたりしながらインド洋を行く一行。
だがコンボイ司令官でアクション仮面なニセ船長(妹属性)が船を爆破させ、ボートで救援を待つ身となってしまった。
ところであの爆弾は自分が負けた時の保険だったと考えるとニセ船長はあれほど自信たっぷりに襲ってきながら負ける時のことをしっかり考えていたということだろうか。
なんか慎重なのかうかつなのかわからんな。




■タンカーに乗り込む一行

『例え全員スタンド使いであっても俺はこの船に乗るぜ!』と一人颯爽とタラップを駆け上がるポルポルくんを『こいつマジかよ』という目で見つめる残りの4人。
ポルナレフって間違いなくホラー映画で最初に死ぬタイプの人間だな。
ゾンビが襲ってきたのにカップルといちゃつきながら地下へ進んでいき、『なんだ?今向こうの物陰で何か・・・』とか言いながら暗がりに進んでいくタイプだ。
思い返してみればポルナレフが戦う時って大抵一人の時だしな。
とは言えホラー映画で最初に死ぬモブとの違いは戦って生き残れる強さを持っているところだな。
しかし残った四人もこの状況では乗らざるを得ないのでひとまず乗船する一行、しかし船には人っ子一人おらず・・・




■あーん!水夫様が死んだ!

いきなりクレーンがブッ刺さってグロい死に方をする水夫。
他の水夫は大パニックに陥りますが視聴者的にはジョジョでモブキャラが無駄に残酷な死に方をするのはよくある事なので『ああ、またか』って程度です。
『やれやれ、こういう歓迎の挨拶は女の子にはキツすぎるぜ・・・』
ここで家出少女アンの眼から凄惨な風景を隠してくれる承太郎。こういう行動を自然に取れるから承太郎はカッコイイ。
でも片手でスっと隠した漫画に比べてなんか後ろから『だ~れだ?』ってやってるみたいなちょっとカワイイ隠し方に変わったのはなんでだろ?


■猿よ!猿がいるわ!

人っ子一人いない船にも関わらず檻の中に猿がいるという奇妙な状況。
すかさず花京院が『オランウータンだ』と訂正するがつっ込むところはそこじゃない。
前回承太郎の腕にフジツボがくっついてた時も『あの海洋性甲殻類のフジツボか!』とか無駄に詳細な解説を行っていたりなんか花京院がどんどん変な方向へ向かっています。


■異常に頭のいいエテ公

猿の分際でタバコを吸うわリンゴを差し出すわピンナップを見るわであからさまに奇妙な行動を連発する猿。
差し出されたりんごの切り口がナイフでつい最近切られた物であることを目ざとく見抜くアン。すごい観察力ですね。
ていうか『猿なんかどうでもいいーーッ!』の一言で唯一の手がかりをあっさり無心にしたジョースター一向よりずっと賢く見えるんですが。
大丈夫か星屑の十字軍たちよ。
一方花京院はハイエロファントをタンカーの隅々まで行き渡らせるものの、やはり生き物の気配は見つからず。
そして同じ頃、在庫処分的な形で水夫が皆殺しにされ、シャワーを浴びているアンに危機が迫る



■テメーの錠前だぜこれは

いつの間にか檻から脱出し、シャワー中のアンに襲いかかるエテ公。
興奮のあまりか、唐突に色がババコンガ亜種に変わります。
このシーンはヒッチコックの有名な映画、『サイコ』のオマージュですね。そもそも猿が犯人というのはこれまた超有名な小説、『モルグ街の殺人』のオマージュですし今回はホラー調の演出が多い通り有名ホラー作品のパロディが随所で見られますね。
ネットで知ったんですが『ゴースト/血のシャワー』という作品も元ネタだそうで・・・確かにパッケージがタンカーが登場した時の構図と非常によく似ていますね。

それはともかくあわやエロ同人みたいな展開になるところでしたが承太郎が生身で檻の錠前を使って猿を殴りつけます。
人間の腕を軽く引きちぎるオランウータン相手に生身で喧嘩を売る高校生。
スゲェ度胸と腕力だな。『喧嘩の相手を必要以上にブチのめし~』とか言ってたけどこんな強さじゃちょっとなでた程度でも相手は必要以上にぶちのめされるわな・・・
しかしそれ以上にすごいのはオランウータンに鷲掴みにされても破けない驚異の学ラン。
スゲェ、どんな素材でできてんだこれ


■この船そのものがスタンドだった!!

閉じ込められた船こそが敵そのものだったという衝撃的な事実によりあっという間に捕まるジョセフ、花京院、アヴドゥル、ポル。
しかし原作通りだから仕方ないけど花京院が中途半端にめり込んでてどうしても吹いてしまう。
なんかもう最近花京院を見るだけで笑えてくるので何とかして欲しい。
船の壁にめり込むってのは都市伝説のフィラデルフィア計画が元ネタという意見を聞いた。
個人的にはサイボーグ009の0012戦が近い気がするんだけどどうだろう。
一方で承太郎も鋼鉄のプロペラが肩に深々とくい込む重傷を負うが顔色一つ変えずに冷静に状況を分析する。
オランウータンを怯ませる腕力といい本気でコイツと喧嘩してきた不良たちが可哀想になってきます。
もう少し痛がっても良さそうなものですが、登場人物がやたらと重傷を負うことが多い本作では体の一部が欠損するなんてのは挨拶がわりのジャブくらいのダメージでしかありませんので肩にプロペラが突き刺さるなんてのは試合前の握手レベルの些細なことなのでしょう。
なので承太郎がケロッとしてるのもごく自然なことと言えなくもない。
多分、そういうことにしておこう。


■そう言っている!このエテ公はそう言っている!

『この船!全てのものが俺のスタンドさ!テメェらは完敗なんだよッ!どうすることもできねぇだろッ!そう言っている!このエテ公はそう言っている!』(by大川透)

承太郎のモノローグをなぜかナレーションが代弁するというまさかの事態に私の腹筋も崩壊寸前です。
しかもエライ気合入った物言いがまた笑わせてくれます。
なんでわざわざ大川さんに言わせたんだろう。でも面白いから許すッ!それで良し!それがベストよ!
こんなに気合入ったナレーションは二部の最終回以来だな。



■そこんとこが・・・やはりエテ公なんだな

承太郎の挑発に乗って思わず飛びかかるエテ公。
素直にパイプで締め上げれば良かったものの承太郎の言うとおり感情が理性に先走るあたりがエテ公の悲しさか。
まんまとスターフィンガーが弾き飛ばしたボタンの餌食になってしまいます。
アニメオリジナル演出で脳天にボタンが突き刺さったエテ公が血涙を流していて原作以上に痛々しいです。
しかし血涙が出てるってことはあのボタンがヒットした衝撃で頭蓋骨が開いたりしたんだろうか。
恐るべきはスタープラチナに弾かれても壊れないボタンの耐久性よ。
マジでこいつの学ランはどういう素材で出来てるんだよ。


■信じられん・・・あの猿は自分のスタンドで海を渡ってきたのか!

投降も認められず承太郎のオラオララッシュであわれエテ公は再起不能に。
ちなみにCパートのアバンでこの猿の名前が『フォーエバー』であることが明かされます。
一応画集のJOJO-A-GO!GO!でそういう説明はあったのですが逆に言うとこれ以外でコイツの名前が明らかになったことはないので知らない人は多かったでしょうね。
原作だとてニセ船長と並んで記憶に残らない敵筆頭でしたがスタッフの努力によりこれほどインパクトのある的になったのは流石と言いたいところです。
これを機にフォーエバーがさりげなく初の人間以外のスタンド使いであり、非スタンド使いにも見えるスタンドの使い手であったという重要な事実が周知されると幸いです。


次回は悪魔(デビル)の感想を書きます

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