2013/10/11

セカンドワールドを疑え


我々は二週間待ったのだ!!



そんな訳で首を長くして待っていた全国100万人(推定)のダン戦ファン達にようやく乾きが癒される時が来た。
ビルドファイターズで模型アニメ成分を補給できなかったら死んでいるところだったぜ。



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久々のウォーズは朝礼からスタートだ。
これまで散々セカンドワールドを荒らしまくっていたバンデットだが、遂に学校から正式に駆逐命令が出た。
要はバンデットを見つけたら悪・即・斬心構えで直ちにのサーチ(発見)・アンド・デストロイ(殲滅)せよと言う話だ。
ウォータイムの目的は戦争シミュレーションなのだから部外者が土足で踏み込んで引っ掻き回す現状は、学園側としても快く思わないのだろう。
なんかバンデットにやられた奴はロスト扱いじゃなくすればそれで済みそうな話ですが
そうしていれば何人のロシウス生徒が退学せずに済んだことか‥・
まぁ、今更そんなことするとバンデットで退学させられたこれまでの生徒はなんだったんだという話になるのでそこは変えられないんだろうな。






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アラタ達が廊下で回想に耽っていると、とある生徒に話しかけられる
アラビスタ同盟第19小隊隊長の白牙ムサシだ。
コロコロや公式サイトで名前が公開されてから随分出番のなかったがようやく出てきた。
まぁ、主人公のクラスには沈黙歴約半年の兵者(つわもの)がいますが。
ムサシ隊長は近頃話題のジェノック第1小隊に挨拶に来たらしい。
ハルキが言うには彼はホワイトフォックスの異名を持つアラビスタのエースだそうだ。
バイオレットデビルもグレイビーストも機体の色と異名が一致していたので彼は白いヴェルネルを使うのだろうか。
あれ?それってまんまコルレルじゃね?ムサシ白兵戦で勝っても油断しない精神を持っていただきたい。
ムサシは爽やかな口ぶりで第一小隊の面々を賞賛する。
一見するといい人なんだけど敵国の人間だけに油断はできないなー。
なんせ訴訟大国A国の仮想国に在籍する人間だ。巧みな話術によって島国のジェノック民はコロッと騙されてしまうかもしれない。
気がつけば洗濯機とか冷蔵庫とか買わされていそうで不安になってしまう。





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さて本日のジェノックは3年B組、新八先生の授業を受けることになる。
指導科目は『公民』だ。うわ!似合わねー!!!
今までの行動を見るに平和とか民主主義とか最も遠そうな人種だよ。
どちらかといえば『支配』とか『独裁』みたいな言葉の方が似合いそうだ。
間違っても『人という字は支えあって出来ているんです』とか言うようなタイプじゃない。
むしろ『信じるものは救われるんですよ(足元を)』とか言ってる方がしっくりくる。



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なにか思うことの有るのか美都先生も授業を見学することとなった。
自分の仕事は大丈夫なんだろうか。暇を持て余してるメリッサ先生に押し付けたのかもしれないけど。
それはともかくせレディ先生の授業が始まる。
セレディは『セカンドワールドでのシミュレーションは不十分だ』と説く。
それは人が争う上で欠かすことのできない要素、人間が欠けているからだ。
大まかに言ってしまえば戦争は政治活動の延長線上にあたる。
政治が頭脳となり、軍隊が手足となるのが近代社会のあり方だ。
人間のいないセカンドワールドは脳ミソをなくした人間と同じだと言うことになる。
動けません、使えません。人間じゃなくて人の形をした肉だよ。
でもシグルイの登場人物は脳を失っても喋ったり歩いたりしてたな。
あの人たちは人間と言っていいのか怪しい節があるけど。



そもそもセカンドワールドの戦闘はそれが授業の一環だから行っているにすぎない。
兵士たちは戦いに疑問を持たずに済むし、システムが破綻しない程度のルールが存在する。
ところが現実の戦争はそうはいかない。
セカンドワールドでは国家は教師の元クラスで団結している。現実の国家はまず一枚岩ではなく、内乱や裏切りが頻発する。
司令官は教師、兵士は生徒なので生徒は疑いもなく教師に従う。現実だと無能な指揮官は恨まれます。
戦場の死因No.1は味方による誤射であり、偉い人ほど後ろから撃たれることが多いそうです。
美都先生、ここが仮想国でよかったね。
敵にやられてもブレイクオーバーならノーカン、次回から再出撃できます。
現実だといかなる形であれ戦場で倒されたら問答無用でゲームオーバーだ。エスケープスタンス?そんなもの‥・ウチにはないよ‥・
仮想戦争じゃなければリクヤはとうの昔に本国に帰ってるし、グルゼオン戦でヒカル、ハルキ、ムラクは退学して今後のシナリオが困ったことになっていた。
ざっと挙げただけでも戦争を行うのが生身の人間かそうでないかでこれほどの違いがあるのだ。
だとすればセカンドワールドでのシミュレーションなど、机上の理論に過ぎない。
成程、セレディの言い分にも一理ある。




一見するとすごくまともな事を言ってるようだが、一つ大きな問題がある。
セレディの意見は明らかに神威大門を批判しているのだ。
セレディは運営から派遣されてきた存在だ。ところが当の本人は運営を真っ向から否定するような事を教えている。
予想外の展開にジェノック生徒たちはざわめく。
さらにセレディは『戦争の被害を最も被るのは大多数の一般人であり、一部の支配者階級によって罪なき人たちがツケを払わされる』と力説する。
いきなり理論が飛躍しやがった!さっきまでセカンドワールドの話をしてたのに急に現実世界の政治批判に飛び移った。
権力者たちは民衆のことを軽んじ、ないがしろにしている。
民衆が存在せず、戦争のみが存在するセカンドワールドはそう言った支配者階級達による傲慢が具現化した世界と言えるかもしれない。
成程、そうなるとセカンドワールドによって得られるのは権力者たちにとってのみ都合のいい社会ということになるかもしれない。
先ほどのセレディのセカンドワールドに人間がかけているという話とつながってくる。



富と権力を独裁する支配者が存在する限り、世界に平和は訪れないと言うのがセレディの意見だ。
セレディの理想は支配者が存在せず、全ての人類が平等な世界だという。
全員が平等というと聞こえがいいけど平たく言えば法も秩序も存在しない世紀末な状況だよ。
極端に言えば強いものが生き残る弱肉強食の世界になってしまう。
上に立つのが権力者から捕食者に変わるだけで結局格差は生まれるよな。
本当に争いをなくしたければもう人類が死滅するぐらいしか方法がないんじゃないのか。
まさかそれがセレディの目的なんだろうか。



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最後にアラタはセレディに『バンデットをどう思うのか』と質問する。
セレディはバンデットのことを『セカンドワールドに存在する唯一の現実』と表現した。
突発的な事故、予測不能なアクション‥・全てが管理下に置かれている仮想世界で唯一予測不能な存在。
セレディが指摘したセカンドワールドに欠けている要素だ。
なかなかに的を得た指摘だと思う。
セレディがバンデットを操るのはセカンドワールドに足りない要素を埋める様に思えてくるが、結局の目標を達成するための手段を正当化させるための詭弁に過ぎないという感じがする。
どうも『世界がひとつにまとまる必要がある!』という主張も『世界が(僕の下で)一つにまとまる必要がある!』と言ってるように聞こえるんだよなぁ。




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セレディの授業は生徒たちに混乱を与えたが中には肯定的に受け止める者もいた。
第五小隊隊長のカイトだ。これには隊員のタダシ君も『随分熱心に聞いてたな』と感心するほど
‥・
ってシャベッタァァァァァァ!!!
半年間、一言も喋らなかった吹野タダシがついに喋ったよ!!
あまりに喋らないから視聴者の半分位は新キャラと勘違いしていないか不安になるほどだ。
それほどまでにセレディの授業は衝撃的だったということだろうか。


カイトはセレディの支配者が一方的に富を貪るのは間違っているという部分を支持している様だ。
カイトにしてみればゲンドウさんの様な存在が金持ちというだけで優遇されるのはおかしいと感じているのだろう。
でもゲンドウさんは金持ちじゃなくても普通に人間が出来てるからゲンドウ批判としては的外れもいいところだ。
財力だけでなく人格と実力も備わっているのでカイトがネガキャンしてもどうにも説得力に欠ける。
カイトは妥当支配者を目指してセレディの軍門に下るのだろうか。
でもそうした所で結局権力者を憎みながら別の権力者を宛にしてるだけだぞ。
それにセレディは間違いなく用済みになった人材はポイ捨てするだろうからカイトには賢い選択をしていただきたい。




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一方エゼルダームは着々と勢力を伸ばしていた。
要塞の建設も然ることながら遂に二つ目のパラサイトキーを発見していた。
所持しているのはロシウスの剣菱ワタル。ムラクを尊敬する新米兵士だ。
バンデットはパラサイトキーを包囲する電磁バリアを張ってその中で狩りをすることでパラサイトキーを探していたらしい。
ああ、だからバンデットが現れると一瞬ノイズが走るのか。よく考えられてるなぁ。
セレディが暗躍する傍らでジョセフィーヌ学園長も独自に東郷総理に連絡を取っていた。
運営側はバンデットを牽制する意味でセレディを編入させたようだけど見事なまでに逆効果になっています。
なんか汚染された湖を浄化するために洗剤をブチこむ様な愚かさだ。
問題を解決するどころか最悪な方向に悪化してるんですが。
ところで妙に錠剤を多く持ってましたがこれは何かの伏線だろうか。




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次回!まさかのタダシ回!!
喋っただけでも衝撃的だったのに、メインキャラのハルキを差し置いて個人会まで獲得しやがったッッッ!!スタンドも月までブッ飛ぶこの衝撃!!
セレディの演説が綺麗さっぱり頭の中から飛んでいっちまった。
予告のDCオフェンサーを見るに、彼のポジションはガンナーか狙撃手か?
どっちもジェノックにいないのでどう転んでも個性を獲得できる。
ついでに今まで黙っていた反動でものすごいおしゃべりになったりして。
ここまで引っ張った分、次回から怒涛の活躍っぷりを見せつけるという可能性もゼロではない。
最終決戦でハルキのポジションにいつの間にかタダシが収まってたりして。
結局ハルキのメイン会はDVD付属の小説で我慢してくださいということだろうか。
もうこうなったらジョジョ五部のフーゴみたいに外伝でこそ光り輝くポジションを狙うしかないな。
例えば人気投票の時に光り輝く五条さんとか。
もう少しこう、普通な感じに活躍させてもらえないものだろうか‥・




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コメント

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【セレディが話しかけてくる言葉はなんと心が…やすらぐんだ …。
危険な甘さがあるんだ…だからこそ恐ろしい!】

>カイトは妥当支配者を目指してセレディの軍門に下るのだろうか。
>それにセレディは間違いなく用済みになった人材はポイ捨てするだろうからカイトには賢い選択をしていただきたい。

そうなったらなったで、きっとゲンドウさんがまた男を上げる事になっちゃうんでしょうな(笑

…ただ、エゼルダームは下っ端っぽい(?)トオル君ですらバル・ダイバーのヒカルと渡り合う腕前ですから、カイトでは「戦闘員」ではなく「スパイ」としてアゴで使われるのが関の山かも…;
妙な気を起こす前に、ブンタかタダシ辺りが鉄拳制裁してやった方が彼のためになりそうですね^^;