2013/07/09

新訳薔薇乙女



さてさて夏アニメも一通りで揃った感じですがついに始まりましたよ新ローゼン!
いやーもうね、ファンとしては薔薇乙女が再び喋ってくれるだけでありがたいもので誰かが何か言うたびに『キャアアアアアシャベッタァァァァァァ!!』状態になるわけですよ。
ネット上じゃ演技が変わったとよく言われるが正直そこまで違和感なかったけどなぁ‥・
私の耳がボケてるわけじゃなく、声優さんの頑張りだよねきっと。



‥・ただ、『じゃあ1話の評価はすごく高いのか?』と聞かれるとなんとも言い難いものがあります。
初見の人はさぞかし頭がポルナレフになった事でしょう。
ていうか、あの作りだと原作知っててもなんで蒼星石が死んだのかサッパリ分からない。
なんか、出てきて会話して勝手に死んだ様にしか見えないぞ。
後の展開を考えるとあの場面は必須だからどうしても入れなきゃならんのはわかるけれども‥・
まぁ、言いたいことはいろいろあったけど銀様が可愛かったから全部許す。


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『もらっちゃった♪もらっちゃったぁ♪』がアニメで見れる日が来るなんて‥・
い~い時代になったものだ‥・





とは言えもしこの今作で初めてローゼンメイデンに触れて、且つこの記事を読んでいる方がいればご理解いただきたいのですが、あれはもう仕方ないんですよね。
なんたって僅か30分のあいだにコミックス8冊分、話数にして43話分を圧縮してあるんだからそりゃ、そこら中無理が生じるというものです。
劇場版∀ガンダムは大分端折ってある印象を受けましたが最早比べ物になりません。



ではなぜこんな新規に優しくない作りになっているかというと、それはこれから始まる物語はBIRZ版コミックの展開をある程度知っていないと分からない点が多いからです。
ローゼンメイデンはもともとBIRZコミックスで連載をしていたのですが、一度出版社がとんでもないミスをやらかして作者と揉めた末に打ち切りをくらい、その後ヤングジャンプで連載を再開しました。
その為ローゼンメイデンは『BIRZ版1~8巻、YJ版1~8巻(現時点で)』の二種類が存在するのです。
で、YJ版は急な路線変更があったとは言え、基本的にはBIRZ版の続きにあたります。
つまり、早い話が今回のアニメは単行本9巻の時点からスタートしてるわけでいきなりYJ版1話から始めると原作読者以外話に全くついていけなくなってしまうのです。
ガンダムAGEを知っているのなら『フリット編、アセム編を一話でまとめてキオ編からスタートしてる状態』と思って頂ければわかりやすいと思います。



本来ならBIRZ版の話を何話かでまとめてやった後にYJ版をスタートするのがベストなんですが、尺の都合で出来なかったのでああいう形になったのでしょう。
少なくとも新規の人に『詳しく知りたきゃ原作を読め』と突き放すよりかはまぁ、妥当な構成だと思うのですが‥・
スタッフもその辺を分かっているのかニコニコ動画で一期、二期の一斉放送を行って新規の人を呼び込む努力をしていたのですがややこしい事にアニメの一期、二期を見ても今作には繋がらないんですよ。
何故かというとこれは単純な話で一期も二期も結末はアニメオリジナルでいずれも原作とは異なるからです。
なので折角アニメ一、二期を見て予習をしても今後の展開を理解するうえでほとんど役に立ちません。オーノーだズラ。



とは言え『なんで?二期のラストはBIRZ版ラストとほぼ一緒じゃん』と思われる方がいるかもしれませんが、ある点が決定的に違います。
以下、アニメ版二期(トロイメント)トロイメントを見た方のみどうぞ



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トロイメントのラストは真紅、水銀燈、金糸雀、翠星石が復活、雛苺、蒼星石が死亡、雪華綺晶誕生で締めくくられ、生き残ったドールとそうでないドールを見比べると確かに原作と一致しています。
しかし重要なのはトロイメントで蒼星石が生き返らなかった理由です。
彼女が復活しない理由は『正当なアリスゲームで敗れた』からです。
復活した他のドールは全てニセモノである薔薇水晶に敗れたので不正とみなされて復活しましたが、彼女のみ本物のローゼンメイデンである水銀灯に倒されたので復活しなかったのです。(ちなみに雛苺が復活しない原因も真紅に敗れたからです)
一方、原作だと水銀燈が蒼星石のローザミスティカを手に入れたのは翠星石に敗れた蒼星石の物を横取りしたから、つまり不正行為です。
一見するとなんともない事ですが、今後の展開で水銀燈が蒼星石のローザミスティカを横取りしていないと話がつながらないのです。
ちなみに雛苺もボディがジュンの下にあるか、雪華綺晶が所有してるかでアニメと原作で異なります。
ですが雛苺のボディの所在はおそらく、今回アニメ化する範囲ではかかわらないと思うのでここは気にしなくても結構です。
それ以外は多少の差異があれど、まぁ二期のラストから今作に一応繋がります。
逆に言えばアニメで予習された方は『水銀燈は蒼星石のローザミスティカを不正な方法で入手した』という点を抑えておけば今後の展開がスムーズに見られるという事ですね。



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‥・つい長々と書いてしまいましたが私としては本当に先が楽しみです。
と言うか改めて書き連ねると再アニメ化するにあたりコレほどまで難点があったにも関わらずアニメ化してくれただけでも奇跡という感じです。
もしこのブログを見ていて『ローゼンメイデンでここがわからないんだけど!』という方がいましたらお気軽にご質問下さい。今回のアニメ化で少しでもファンが増えてくれれば同じファンとしてそれはきっと嬉しいことなんだよ!



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コメント

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お久しぶりです。
いやぁ・・・ついに始まりましたね。
急いでアニメを見直して薄い本まで買ってきた甲斐がありました。

すごく・・・感動です・・・
でもやっぱり蒼星石が死んだのはちょっと訳がわからないよ・・・・・
記事を見る限り雛苺がボディになっているのは誰でしょうか?
きらきーですか?

Re: 剣(ブレイド)さん

> お久しぶりです。
> いやぁ・・・ついに始まりましたね。
> 急いでアニメを見直して薄い本まで買ってきた甲斐がありました。

こちらこそお久しぶりです
薄い本がどのジャンルかは気になりますがともあれ、ファンとしては6年ぶりの新作ということで久々に動く薔薇乙女の姿を見れたのは感涙ものです。



> でもやっぱり蒼星石が死んだのはちょっと訳がわからないよ・・・・・

原作だとマスターである老人を助けるためにアリスゲームから身を引く→翠星石にローザミスティカを託す→水銀灯がそれを横取り。という流れだったんですがアニメだとマスター出てこないし抱きついただけで蒼星石死亡。お前はスペランカーか何かか?
ちなみに蒼星石のローザミスティカは水銀灯の中ですが、ボディは現在雪華綺晶が所有しています。



> 記事を見る限り雛苺がボディになっているのは誰でしょうか?
> きらきーですか?

雪華綺晶は実態を持たない特別なドールなので雛苺のボディは現状、誰のものにもなってません。
蒼星石と同じように真紅にローザミスティカを託し、ボディは雪華綺晶が所有している状態です。
雪華綺晶がドールのボディを集めている理由は後ほど明らかになりますが、とありえず雪華綺晶がボディを持っているという前提じゃないと以降の話に矛盾が生じるので‥・
さらに詳しく突っ込むと1話ラストの時点で真紅もボディを奪われています。
翠星石、水銀燈も死んだように見えますが行方不明になっただけで実は生存しています。
唯一難を逃れたのが金糸雀のみで、それが以降の展開につながるのですが漫画でもアニメでも皆殺しエンドにしか見えなくて水銀燈と翠星石が生きているってのがわかりづらいんだよなぁ‥・