2013/06/23

乱入者バンデット




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事件はいつだって唐突に始まるものだ。
アラビスタ連合VSハーネスのウォータイム中にそれは起こった。
所属不明機体による両陣営の無差別な虐殺だ。
ハーネスの使用機体がDC系列だったんだけど使用する機体は国ごとに分かれてるんじゃなかったか?
まさか中東みたいに横流しされた中古品とか鹵獲したLBXで戦争してるんじゃないだろうな。
だとしたらゲームでの主役国なのに発展途上国とか斬新な設定だな、オイ。
後さり気なく初登場したヴェルネルはこんな役割かよ。
マスカレードJに酷似したその外見はますますあの男の関与を匂わせるが果たして‥・




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翌日、噂好きのユノは早速バンデットの襲来をキャッチしていた。
バンデットとはどの国のも所属していない正体不明の集団であり、ウォータイムに介入しては敵味方問わずに皆殺しにし、煙のように姿を消す神出鬼没の悪党どもだと言う。
そして彼らは何故か拠点制圧を行わない。まぁ、正体隠したいんだからアシが付くようなものはいらんってことかな。
バンデットに関しては美都先生も正体は掴めていないようだ。



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そんな事情を他所に今日のウォータイムはロシウスの物流の要、タンデムの港を制圧することだった。
珍しく第三小隊との合同任務となり、ようやく第三小隊にもスポットが浴びせられた。
洋上の施設というからには当然、陸地側はロシウス領になるのでジェノックは水中から侵入することになる。
水中戦ということでサクヤはコアボックスを防水タイプに変更する調整を行うらしい。
防水加工しなきゃダメなんですね。
そう考えると『海底に敵がいるからRSで飛んでってブチのめして来い』って言われて即座に水中戦を行えたエルシオンとペルセウスってやっぱり凄い機体だったんだな。
細かいところだが、ヤマジュンメイドのスペックの高さが伺える。
港周辺には機雷が仕掛けられていたが小型のLBXなら避けるのもそう難しくはない。
ここは一発引っかかって『さすがドットフェイサーだ、なんともないぜ!』とか言って欲しかったけどまぁ、仕方ないね。




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いつもはアラタが先陣を切り、ヒカルが続いてハルキが援護‥・という形だが今回の作戦は珍しくヒカルが一番槍を志願してきた。
らしくない提案に驚く第一小隊の面々、だがヒカルは『アラタは度々勝手な真似をして正体をピンチに陥れるので自分の方が適任だ』と主張する。
確かにアラタは最初のミッションやエルダーシティ攻略で勝手に前に出たりしていた。
でもヒカルが人のこと言える程慎重に動いてるかと言われれば別にそんなことはないと思うんだが。
『最初のミッション→ギガントの壁攻略→ラージドロイド襲撃』
で三回くらい命令無視してるし下手するとアラタよりヒカルの方が勝手に動いてるような気が‥・
とはいえまぁ、なんとなくアラタの方が勝手に動いている印象があるのは日頃の行いと言うか性格的にそういうイメージがあるから仕方ないね。






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ともあれ無事に守備隊の隙をついて上陸を果たし、ヒカルが先頭に立つという作戦はひとまずの成功を見せるかと思われた‥・ヤツラが現れるまでは。
順調に進軍を果たしていくハルキにサクヤから入電された緊急通信。
ロシウスの守備隊が所属不明のLBXと交戦状態に入った━━━━。すなわち、バンデットの襲来だ。
バンデットの被害を受けたことのないジェノックにとって奴らの戦闘力は未知数。
ロシウスとモメている間にフラッグを占拠しようとするも後退する守備隊を蹴散らして遂にジェノックはバンデットと鉢合わせてしまう。





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リクヤを狙った集中砲火が炸裂するも第三小隊隊員の山名シンがこれを庇い立て、深手を負ってしまう。
動きの鈍いDCエリアルでなければ‥・ッ!やっぱりタンク足であれだけ動けるゲンドウさんってマジすげぇわ。
負けじとアラタ達も反撃に出るがキャリパー達の素早い反応に攻撃がカスリもしない。
まるで19世紀のボクシングテクを駆使してジョナサンの攻撃を避けまくるディオの様だ。
シンは『自分に構わず先に行ってください!』と言い、リクヤとアキラもそれに従い先へ進む。



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一方第一小隊もキャリパー二機を追いかけ、残ったのはオーヴェインと手負いのDCエリアルのみ。
そして激しい弾幕のさなかキャリパーがDCエリアルに近づき、貫手一閃。
コアボックスを直撃され、DCエリアルはもろくも崩れ去ってしまった。
ウワアアアアアア!遂に退学者がぁーーー!!
冗談で『第三小隊はすぐ死にそうッスね』的なことかいたけどホントに死ぬとは思ってなかった‥・
デスワルズブラザーズの時といい結構容赦なくキャラが退学していきますね。
そしてついにひとりぼっちとなったハルキ隊長にさらなる追い打ちが。
バンデットの首魁、グルゼオンがついにその姿を現した。
ヘルサイスの一撃で砲身を切り落とされ、丸腰になるオーヴェイン。


マルチギミックサックは複数の武器を組み替えて新しい武器にするという構造故、一つ破壊されるとほかの武器まで使えなくなってしまうのだ。
特にオーヴェインは使える武器が両方共砲身を利用するのでこれが破壊されると事実上何もできなくなってしまうのだ。
しかもドットフェイサーとバルスパロスは固定武器(肩のミサイル?と翼下のミサイル)がついてるのに何故かオーヴェインだけ何もない。キャタピラで我慢しろってことか?
まぁ、早い話がハルキ隊長、放送始まって以来の大ピンチだ。
人が!いっぱい人が退学したんだぞ!
お前もその仲間に入れてやるって言うんだよ!!




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危うく薄い本的な展開になりかけたその時、陽動に気づいたアラタとヒカルが戻ってくる。
だがただでさえ4対3、オマケにオーヴェインは動けないので実質4VS2、しかも敵は精鋭ぞろいと来ている。
最後の頼みの綱であるフラッグへ向かったリクヤたちもバンデットから逃げ延びたロシウスの招待に阻まれてしまう。
もはやこれまでなのか!?第一&第三小隊!



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‥・と、その時何かが現れてキャリパーを仕留めた。
セカンドワールドの悪魔、バイオレットデビルの降臨だ。
最近影が薄いとか思っていたらダイ大のヒュンケルを彷彿させるとんでもなく美味しい登場をしやがった。
何がすごいかってアラタたちが頑張っても傷ひとつ追わせられなかったキャリパーを一撃でブレイクオーバーさせた。
校内最強を存分に感じさせる憎い演出だ。
ムラクの登場とともに本日のウォータイムはタイムアップとなる。
辛くも生き延びたジェノック一同であったが失った代償は大きかった。





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その晩、ヒカルは『ハルキが危機に陥ったのは自分のせいだ』とハルキに謝罪をする。
ハルキもアラタもバンデットの襲来は計算外だったからそこはしょうがないよね、的にフォローする。
だが、アラタの好意も今のヒカルにとっては毒でしかなかった。
ヒカルの溜まりに溜まった鬱憤がついに爆発する。
『君は本当に気楽だな、いつもいつも自分勝手で‥・』
『僕とハルキがいつもフォローしているということを忘れるな!』

そう言い残して食堂を去ってしまう。
そうだな、ヒカル!お前苦労してるもんな‥・今までどれほどヒカルがアラタのサポートをしていたか‥・








していたか‥・











‥・してたっけなぁ?

確かにアラタは自分勝手な行動が目立つけど上にも書いたようにヒカルも負けじと独断先行型だと思うぞ。
思えば初めてガウンタ・イゼルファーと戦った時もラージドロイドが襲ってきたと時もいつも最初に突っ走ってやられたのはヒカルだった。
どう考えても上のセリフは『ハルキとサクヤがいつもフォローしてるっていうこと忘れるなよ!』の間違いだよな。




まぁ、ヒカルの気持ちもわからんでもない。
そもそも初期の段階ではヒカルの方がアラタよりずっと期待されていたはずだ。
公式大会で7回の優勝経験が有り、かつアルテミスでも優勝している。
だがウォータイムで上手くやれないうちに二人の差は徐々に縮まり、アラタはガウンタ・イゼルファーに初めて手傷をつけ、フォーメーションアタックを考案し、エルドバンド撃破の作戦を立案した。
ヒカルが唯一見せ場をつくったラージドロイド戦でもアラタがヒカルに出番を譲ったようなものだった。
気がつけば自分が優勝した大会で予選落ちしていたような男が自分より大きく先に進んでいた。
プライドの高いヒカルにとっては辛抱ならぬ屈辱だったに違いない。
しかしアラタに嫉妬しつつも心の中ではアラタを認めているもうひとりの自分がいるのも事実だ。
うーん、乙女心は複雑ですね。
本心ではデレてるけど意地を張って素直になれないってお前どこのヒロインだよと。
まぁ、ここで安易に自分の実力を諦めずにあがき続けるのがヒカルの良いところなんだけど。




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一方で傍目からは仲間を見捨てて平然としていたように見えたリクヤだったが、謎の人物に密かに連絡を入れていた。
リクヤの口ぶりから察するに彼は独自の目的でバンデットを追っている様だ。
リクヤはバンデットの目的を知っているのだろうか?
やはりセカンドワールドは軍事シミュレーション以外の何かしらの目的が有り、それにバンデットが絡んでいるのか!?
第三小隊が異常に隊長の護衛に固執するのは、彼らが皆その事を知っているからなのか!?
謎が謎を呼ぶ急展開にウォーズの世界は更に加速する!!




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そして次回はまたしてもヒカル回だ!
ラージドロイド戦のようなお膳立てしてもらっての見せ場ではない!今度こそヒカル自身の手で見せ場を作る時だ!
だが状況は前門のガウンタ・イゼルファー、後門のグルゼオンという最悪な状況だ。
バンデットはムラクの登場で撤退する可能性もあるが、ムラク一人だけでも十分すぎる驚異だ。
ヒカルはこの境地を切り抜けられるか!?
そして自分の今の立ち位置を認めることができるのだろうか。
次回へ続く!




それにしても今回は本当に面白い回だった。
ガウンタ・イゼルファーが駆けつけたときは思わず声を上げてしまったよ。
やはりロボットものはライバルがいなければな、それが強敵でさらに敵VS敵となるような状況ならばなお良し!
Wは面白かったんだけどやっぱりライバル不在なのが残念だったなぁ。
キリトもなんだかんだでバンやヒロとは関わりが薄かったしね‥・

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