2012/03/27

当方に迎撃の用意あり!


突然だが強化外骨格・零のレプリカマスクを予約した。

お値段39,800円。PS3の新品が余裕で買えるが後悔はしていない。





エクゾスカル零 2 (チャンピオンREDコミックス)エクゾスカル零 2 (チャンピオンREDコミックス)
(2012/03/19)
山口 貴由

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さて先日待ちに待ったコミックス2巻も発売されたエグゾスカル零ですが少年漫画史上屈指の名作、覚悟のススメの続編とだけあってもうとんでもなく面白いです。


知らない人の為に簡単に説明しておくと本作品は1994年に少年チャンピオンで連載された山口貴由作の覚悟のススメという漫画の続編です。

この覚悟のススメと言う漫画、簡単に言ってしまえば残虐版仮面ライダーと言うか・・・まぁ要するに変身する正義の味方が人類を追い込む巨悪を討つというありふれたストーリーなのですがこの変身スーツが虐殺された戦争捕虜の怨念が染みついた帝国軍の戦略兵器だったり敵が送り込んでくる刺客が今の時代ならとてもじゃないが誌面に乗せられないほどアレな外見をしていたりで、それだけでも十分濃いのに作者の造語と思われる四字熟語(捨身必勝・善越超悪)がデカデカと掲載されたり時代劇的な言い回しをしたりでもうとにかくいろいろな意味で凄い作品です。
好みはどうあれ「これ絶対この人じゃなきゃ描けないよなぁ・・・」と思わせてくれる圧倒的な説得力にあふれてます。



しかしそこまで異端な設定の割に全体なストーリーの流れは超王道の少年漫画でラストシーンは誰もがこれ以上は考えられないという程素晴らしい終わり方を見せました。
要は異端と王道が絶妙にブレンドされた非常に構成力の高い稀有な作品だったわけですね。
画力、ストーリー、キャラクターなどどれも極めて高い水準であり読む人を選ぶという点を除けば文句なしに優れた漫画であることは間違いないでしょう。




で、話を続編のエグゾスカル零に戻します。
今作は覚悟のススメの遠い未来、またはパラレルワールドともいえる世界で守るべき人がいて、倒すべき敵がいた前作と違い守るべき人も倒すべき敵もいない荒野で違う時代からよみがえった正義の戦士が戦う・・・というストーリーです。


守るべき人類はおらず、目の辺りにするのは異形の進化を遂げた怪物ばかり。
主人公は人類を襲う危険性を持った怪物を倒さなければならないが、仮に人間が滅亡していればやってる事は自然に生きている生物をいたずらに虐殺しているにすぎず、己の信念とそれを成就できない現実に葛藤します。
そこへ異なる正義感をもった正義の戦士が現れ同じ境遇でありながら戦わざるを得ない・・・というのが今作のストーリー。
覚悟の続編でありながら全く真逆のテーマを持ったストーリーは覚悟を連載していた若くエネルギーの溢れる作者と武士道の残酷さを丹念に描いたシグルイを描き終えた現在の作者の心境を物語っているようでとても興味深いです。
そのように心境の変化を遂げた作者がどのような結末を用意しているのか、今からとても楽しみです。




と、簡単ですが私の大好きな漫画、覚悟のススメを紹介させていただきました。
ていうか私は氏の描く漫画なら全部大好きなんですが・・・
覚悟のススメは全部で10巻ほどなので興味がわいた方がぜひ読んでもらいたいです。
ただし間違っても食事中に読むことはお勧めできませんが。


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