LBX列伝 第三回
※今月のLBX列伝は誤表記があります
月刊ホビージャパン誌7月号(P.146-147)にて掲載いたしました「ダンボール戦機 LBX烈伝 History of Justic」におきまして、内容に謝りがございました。正しい内容をPDFファイルにて以下にアップさせていただきます。http://t.co/ltRBnXmpfp
— ホビージャパン広報 (@pr_hobbyjapan) 2014, 5月 26
詳しくはリンク先を参考にしていただきたいのですが、この件に関してPDFファイルの閲覧ができないという声もありましたので訂正部分を含めた画像をこちらでもアップします。
まぁ、幸いにして内容が理解できないとか大きな矛盾点が発生するほどのミスではないのですが最後のあたりが丸々カットされており、次回への期待感が大きく変わるのは間違いありません。
たしか以前にもマクロス再販キットの告知で誤植があってあれは次の号にお詫びの紙が入っていたような・・・
ひょっとしたら今後刷新される分は訂正されているかもしれませんので、発売日付近に購入された方は参考にしていただくと幸いです。
さて前置きはこのくらいにして本編に入ります。
場所はタイニーオービット社長室、この日のために完成させたアキレスⅡをバンに引き渡すウザタク目線での話となる。
結城さんの努力の末、アキレスを復活させたいというバンの望みは叶えられた。
とりあえずダークサイドに片足突っ込んだ結城さんが○ってしまい、世にも恐ろしい破壊兵器を作り出すという最悪の未来は回避できたようで一安心だ。
いや、まだコアボックスに毒針が仕込んであるという可能性が・・・
アキレスIIはまぎれもなく現在のタイニーオービット社における最高傑作となった。
アキレスの設計に対して、当時は材料面で不可能であった熱処理系の技術を導入し、1枚のマントであったものを可変型の防御装置とした。
LBXバトルにおいて破損の頻度が高い腕回りは強度を上げたパーツで再構成することになった。
両腕は稼働スピードを向上するためコアスケルトンの保護ではなく、補助的な役割を交えた形での改修となった。
頭頂部に仕込まれたセンサー系は、オーディーンMk-2やアキレスD9のものを踏襲した形となっている。
もはや、改修機というよりも新造機に近いものだった。
ここでアキレスⅡの細かな変更点が記述された。
予想以上に凄い技術が盛り込まれていてかなり驚いた。
最初無印のゲームでアキレスⅡの存在を知ったとき個人的には『山野博士によって作られた正当な後継機、オーディーンとは別に、TO社が独自の解釈でアキレスを発展強化した機体』位の物だと思ってた。
なので性能的には純粋な光景であるオーディーンやエルシオンには一歩劣り、パンドラと大差ないレベル位だと推測した。
ところが実際のアキレスⅡはこれまでのバンの愛機で培ったノウハウの最大公約数を全てぶち込んだような正当な後継機として描かれていた。
アキレスの改修機にも関わらず下手するとアキレスD9級の力を秘めてるかもしれない。
先行者からいきなりマジンガーZに進化するような長足の進歩だよ。
なるほど、こりゃ確かに改修機というよりは新造機だ。
でもアキレスⅡって無印には既に存在した機体なんだよな。
メタ的な事を言えばD9やらオーディーンMk-2の技術を使ってるのは後付け設定だよね。
まぁ、面白ければそれほど気になることでもないけど。
ガンダムとか北斗の拳なんか8割くらい後付け設定で出来てるし。
北斗神拳なんて一子相伝のはずなのに分派を含めると10人くらい使い手がいるんですが。
既に少年というより青年となったバンはアキレスを手に取る動作も子供じみた無邪気な動きからひとつの作品に敬意を払い、慎重に掴み上げるという動作に変わっていた。
かつて中学一年生で世界を救ったバン少年も既に高校を卒業する歳となった。
昔を知ってるウザタクから見れば感慨深いものもあるんだろう。
まぁ、バンは最初から精神的に安定してたからあまり変わった感じもしないけど・・・
カズは変わりすぎだ。
作品が出るごとにフリーザ様並の変貌を遂げてる。
なんか思い出に浸っていると急遽A国でLBXが暴れだすという事件が起きた。
A国でLBXの暴走が勃発した。そしてその中にエンペラーと思しきLBXが・・・
しかしまたA国か。わしゃこれで三度目だぞ、開国以来三回もLBXが暴走事件を起こすなんてそんな国あるかなぁ。
二度とテメーの国ではLBXを販売しねぇ。
なんかもう毎度のこと過ぎて諸外国も「ああー、ハイハイまた暴れたのね」とかそんな感じの反応しかしてくれなさそうだ。
というよりLBXが暴れること自体なんかもう風物詩的なものになりつつあるのかもしれない。
神威大門が選挙された時もちょっとデモ起きた程度で済んでたし、アメコミヒーローが定期的に街でドンパチするくらいの感覚なんだろう。
だが一体どうしてエンペラーが暴れているのだろう?
理由はまだ不明だがなんかまたコウスケ(と神谷重工の元スタッフ)がなんかやらかしたってのが真相だろう。
コウスケは設定に次世代自立稼働型LBXの制作を目指してるって書いてあるし。
メカに心を与えてより高次元な存在に・・・って発想は洋の東西を問わずいろんなフィクションで見かける設定だ。
これまで独立したエピソードで語られてきたアキレスⅡ&エンエペラーM5だったが次回ついに互いが出会うのだろうか?
時を超え、再び巡りあった宿命の二体に待ち受ける運命とは!?
次回が待ち遠しいぜ!!
ここからはキット情報。
今月は既に当ブログでお伝えしたエンペラーM5がM3とのコンパチであるとの情報に加え、皆様ご注目の武装に関するところまで踏み込んだ。
エンペラーM5に付属する武器はタイラントティターニア。
あのジ・エンペラーを象徴する武器として有名なティターニアを発展・強化したものでなんとMGSと同等のギミックを有している。
ティターニアを囲うように取り付けられたノコギリ状の刃を肩に付けることにより、シールドとしても機能すると言うものだ。
もともとトゲトゲしかったM5のシルエットをさらに禍々しく凶悪な姿に変貌するこの武器はヒールっ気たっぷりで見た目のインパクトも抜群だ。加えてマントもM3とM5で異なるという細かい部分まで抜かりない配慮!
まったく、続報が出るたびに購買意欲がグングン上がって行くぜ。
かつて皆の悲願でありながら惜しくもムック本に掲載されなかった幻の機体が存在した・・・
だが!ホビージャパンスタッフはそんなファンの気持ちを忘れてはいなかった!
今月の作例はDCエリアル!!オフェンサーとブレイバーに遅れる事まる一年、ようやく主要量産機3体が出揃った形になります。
そうか、丁度一年前がオフェンサーとブレイバーの作例紹介だったんだな・・・たしかRGのデスティニーの記事が載ってたやつだっけか。時が経つのは早いのう。
しかもエリアルだけでは飽き足らずハーネス仕様のオフェンサーとドルガルーダ攻略戦のリクヤ機まで再現するという徹底ぶり。
ううむ、ファン冥利につきるというものです!!
バンダイは一刻も早くこの3体をキット化して一般販売するべき。
最後に私的なオススメ記事となりますが今月も破幻のジスタが特集を組まれているので紹介しておくぜ!
編集スタッフによるカスタマイズ作例だがさすが模型誌の編集者だけあって精鋭ぞろいといった感じだ。
個人的なイチオシポイントは岡村に使用されてるクリアパーツがクリアオレンジで塗装されている部分ですね。
やはり色が付くだけでがらっと情報料が変わり一気に見栄えが良くなります。
ジスタの武器はどれも無色なのでどんな色でも変幻自在。カスタマイズの幅を広げてくれるぜ。
現在私の手持ちは藤堂×3、山田×4、井上×3、稲葉×2、春日さん×1、武器丸×2、鳥丸×1といった感じでちょくちょく買い足しています。
第二弾の情報も既に一部開示されていますがそちらの方も楽しみだ。
そしてコトブキヤのレッドファイブが12月に発売決定!
ブキヤはメダロットといいHMMと言い細々とでも堅実に続けてくれるところが魅力。
当然ブルーワン、パープル2、ローズ3、ゴールド4、ブラック6も期待しちゃいます!
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