2014/06/26

ジョジョの奇妙な冒険 スターダスト・クルセイダース11話感想


あーん!アヴ様が死んだ!!

ば、馬鹿な・・・簡単すぎる・・・あっけなさすぎる!
一日前はインド人に囲まれてHAHAHA!なんて吹き出しが出そうなくらい快活に笑っていたりラクダでサボテンに突っ込んで早々にリタイアしたりしてたのに・・・(※ちがうアヴドゥルが混じってます)
オマケに濃い顔に似合わずあっさり死んじまったのォ~なんてアニオリでセリフ追加までされちゃいました。
しかしあっさり死ぬのと顔が濃いことにどんな関係があるんだろう?
くすん…美形薄命だ… などと言う言葉が示すように美形は早死するというイメージがある。
つまり美形=早死=ブ男は長生き=濃い顔に似合わずあっさりと死んだ=ホル・ホースはアヴさんが長生きすると思っていた=アブドゥルはブ男。
ということか、おのれホル・ホースめなんと言う事を言うんだ!!



■カモォ~ン ポルポルく~ん

アヴドゥルがやられて絶賛激おこ状態のポルナレフに対しさらに煽っていくスタイルのホル・ホース。
お決まりのセリフであるカモォ~ンもASBでの芳忠氏より更にナメた態度がチラつく演技でいい感じです。
しかし花京院の言うとおりここで早まってはいけません。
どう考えても相手はポルナレフが激昂し、突撃したところを狙っていく気マンマンです。
思えば最初にポルナレフがハングドマンにおびき出されて単独行動した事も、エンペラーを甘く見て大ピンチに陥ったのも全てホル・ホース達の計算通りでした。
今のポルナレフはまさに釈迦の手のひらを回る孫悟空状態。
そんな状態で相手の挑発に乗るのがどれほど危険な事か。
高まる怒りを抑え、懸命に引き下がろうとするポルナレフだが・・・


■頭文字K(花京院)

ホル・ホースに続きポルナレフにとって最も忌むべき怨敵のJ・ガイルまで挑発に加わるダブルパンチ。
スーパーサイヤ人になれそうなほど怒りを爆発させたポルナレフの斬撃もガラスを刻むだけでハングドマンになんのダメージも与えられません。
そうしてホル・ホース達の思惑通り脳天をぶち抜かれそうになるポルナレフですがいつの間にかトラックまで忍び寄っていた花京院の不意打ちエメラルドスプラッシュと華麗なドラテクで窮地を救われます。
しかしまだ免許取れない年齢(17)の花京院が一体どこでこれほどのドライビングテクニックを習得したのかはファンの間でしばしば議論の種になりますね。
私自身はそういう議論を見るまで全く疑問に思ってなかったのですが・・・普段の言動が全く高校生らしくない為なんとなく花京院なら運転ぐらいできそうな気がしてたので・・・
真面目に考えるなら親戚か誰かの私有地で運転の練習をしたか海外で免許取ったとかでしょうか。
手っ取り早く免許取りたきゃ海外行けという話はよく耳にしますしね。
まぁ、でも6部には出自上自動車に乗ったことすらないはずの11歳のガキが普通に車運転してたりするのであまり深く考える必要も無いことかもしれません。
それどころか件のガキはヘリコプターの操縦すらしてた位なので花京院ほどの男なら本をパラパラっと読んだくらいで運転ぐらい朝飯前でしょう。



■鏡に中の世界なんてありませんよ

ファンによって熱い議論が交わされる花京院のセリフその2。
とは言うものの5部で鏡の中の世界に行き来できるスタンドが出てきたためですが。
まぁ、厳密に言えばマン・イン・ザ・ミラーが行き来していた鏡の世界はそれ自体のスタンド能力によって作り出された世界なので本物の鏡の世界に入り込んでるわけではないと思います、本体が死んだら鏡の世界も消えてたし。ダカラドーダコウダイウワケデハアリマセンガ。
と言うわけで確かに花京院の言うとおり鏡に中の世界なんてないんですよね。
花京院はそれをヒントに無敵のスタンド、ハングドマンの弱点を探り出そうとしますが反射によって追いついてきたハングドマンが二人を襲う。
これまたトランスポーターかワイルドスピードもかくやという凄い回転&ジャンピングでクラッシュしたトラックから必死に這い出る花京院とポルナレフ
反射するものから身を隠そうとする二人だったがそこに瞳の中にハングドマンを映した子供が現れて・・・


■仇討というのは今からいうようなセリフを言ってするものだぜ

『我が名はJ・P・ポルナレフ』
『我が妹の魂の名誉のために!』
『我が友アヴドゥルの心の安らぎのために』
『この俺が貴様を絶望の淵へブチ込んでやる』


こういって決めるんだぜ。

さっきまでの醜態を一瞬で消し去るほどの超カッコイイポルナレフの決め台詞。
あまりのかっこよさに原作だと作画ミスでポルナレフ本人が両右手になってたことすら忘れてしまうほどです。
ポルナレフが見つけたハングドマンの弱点、それは映るものから映るものへ反射する瞬間、完全に無防備になることだった。
ただ流石に『光並みの速度』ってのはポルナレフの比喩表現だと思いますが・・・
実際に光と同じスピードだったらいくらポルナレフが達人だからといってとても切りつけられないよ。
そして叫び声を上げた方向で本体の位置を把握した二人は遂にJ・ガイルを追い詰めます。
だが、その時ポルナレフの背後からナイフが飛んできた。二人がJ・ガイルだと思ったのは全く関係ない赤の他人だった。
自分の面が割れていないことを巧妙に利用したJ・ガイルの卑劣な罠。
こいつはただのゲス野郎じゃなくずる賢く、相手の裏をかくのに長けた最もおぞましいゲス野郎だ。


■くらえ・・・エメラルド・・・『待ちな、周りをよーく見てみな』

そう言われて本当に待ってしまう二人。
さっさとエメラルドスプラッシュ撃っておけば倒せたような気もしますがヒーローは相手の見せ場中に攻撃してはならないのです。
ポルナレフが見つけたハングドマンの攻略法は反射する機動を読んで攻撃を当てるという物だ。
だが乞食を招集したJ・ガイルは反射する瞳を増やすことで機動の予測を困難にするのだった。
これまでの戦いは大体相手の能力を見切れば勝ちだったのですがここらへんから相手の能力を見破る=勝ちでなく相手も自分の弱点を補う工夫をしてくるパターンが増えてきます。
これぞ、頭脳バトルであるジョジョの奇妙な冒険の真骨頂という感じですな。
一見するとエメラルドスプラッシュが届きそうな距離ですが用心深いJ・ガイルの事なので射程範囲外ギリギリのところにいるのかもしれません。
それでなくともハングドマンに四方から攻撃されてる状況では反撃すること自体が難しい。
このままふたり揃ってなます切りにされるかと思ったその時・・・


我が名は花京院典明。我が友人アヴドゥルの無念のために 
左にいる友人ポルナレフの妹の魂のやすらぎのために
死をもってつぐなわせてやる


花京院の逆転の策、金ピカのコインによって乞食の瞳を一点に集める方法でハングドマンの軌道を見破った。
先ほどのポルナレフにお返しと言わんばかりのポルナレフの名乗り口上も決まってます。
ちなみに『我が名はJ・P・ポルナレフ』と『我が名は花京院典明』の名乗りは両方とも三部格ゲーのイントロで使われるセリフです。
万策尽きたJ・ガイルは遂にポルナレフによって因縁の針串刺しの刑を決められ、その名の通り鉄柵に吊られて絶命した。


■追ってきたぜ

視聴者とポルナレフが仇を討った達成感と仲間を失った悲しみが同居する複雑な感情に入り浸っているとすっかり忘れられていたホル・ホースが今頃やってきます。
J・ガイルが死んだなどと露知らず余裕ぶっこきながらガラスばら撒く彼の姿は道化そのもの。
これを機に彼のイメージはカッコイイガンマンから三枚目にランクダウンします。
往年のジョセフを彷彿させるすばやい逃げ足で逃走を図るも合流してきた承太郎とジョセフに阻まれる。
あわや死刑判決を下されかけるも、これまたすっかり忘れられてたネーナの乱入により馬を駆って華麗に逃走。
漫画じゃ気になりませんでしたがホル・ホースが逃げ出すまで十分な時間があったはずなのにボケーっとしてた承太郎、ジョセフ、花京院がかなり不自然。
まぁ、原作読者ならわかるかと思いますがジョセフたちはここであえてアブドゥルの仇であるホル・ホースを深追いする必要はないと考えていたのでしょう。
次回は女帝戦、2部ファン歓喜のジョセフメイン回に乞うご期待!!

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2014/06/06

ジョジョの奇妙な冒険 スターダスト・クルセイダース9話感想

6月6日はレロレロ(0606)の日!
と言うわけで皆さんお待ちかねのジョジョ第9話の感想です。




花京院が裏切り者!?
衝撃的な事実に動揺を隠せないお爺ちゃんとブ男。
だがほとんど動揺を見せず『わしは花京院を信じておる!何か理由が有るはずじゃ!』と言ってのけるジョセフはカッコイイ。
老いて尚クールな頭脳は顕在だぜ


■異常にガラが悪い花京院

その頃花京院はと言うと承太郎、アンと一緒にインド行きの列車の手配へ行っていた。
一見するといつもの花京院ですが良く見ると微妙に視線や表情が妖しく底知れぬ恐ろしさを感じる・・・
のですが財布をスられた途端ネウロの犯人顔負けの豹変を見せ、唐突にアルゼンチンバックブリーカーをキメだす。
アンちゃんもすっかり彼らになじんだのか、知り合いが人間一人殺しにかかってる様子を見ても『す・・・すごいバックブリーカー、なんて荒業!』と冷静に解説を始めます。
とはいえあまりのバイオレンスぶりに普段ケンカの相手を必要以上にブチのめす承太郎もさすがに止めに入ります。



■ すごく好きなんだ・・・ココナッツ・・・

あまりの変貌振りに承太郎が問い詰めると『旅の疲れが出てきたのかな・・・機嫌が悪い日ってヤツさ』と言い放つ。
花京院はこの旅が始まってからと言うもののノリノリ&ウキウキの花京院でしたが機嫌の悪い日もあるんだな・・・
等と納得するわけも無く大半の視聴者はここでコイツが偽者であると気が付いたことでしょう。
さらにカブトムシをブチュブチュ食って怪しさアピール。
クワガタムシは結構強敵としてかかれたのにカブトムシはニセ花京院の餌扱いなんだな。
荒木先生はメタビーよりロクショウ派だな、きっと

ちなみに一行が買い食いしたココナッツジュースですが私も愛知万博で同じような物を食べたことがあります(と言うかジョジョで知ってウマそうだったから食ってみた)
結果としては作中で言われるような『と~ってもあむァ~くてサワヤカ』な味ではなくなんか妙にエグイ感じで良くも悪くも生の果物と言う感じでした。
正直あんまり美味しくは無かったような・・・果肉もそんなプルプルしてなかったし。


■レロレロレロレロレロレロ

おそらく今回最大の見所でしょう。
それどころか三部アニメ化において最も期待が寄せられたシーンの一つといっても過言ではありません。
なんせ9話放送後にニコニコ動画で『ジョジョの奇妙な冒険(アニメ)→日付が新しい順』で検索を掛けるとサムネが軒並み花京院と言う有様です。皆、このシーンには熱い思いを抱いていたのだ。
そんなハードルの高さをものともしない平川さんの演技力には感服します、正直思ってたよりずっとキモくて軽く引きました(褒め言葉)
ところで承太郎がソフトクリームを食ってますが、さっきアイスの変わりにココナッツジュースを買ってたはずなのに改めてアイスが食いたくなったんだろうか。
しかも花京院とアンが持ってなくて承太郎だけが食ってるのが更に笑える。
『おい、二人共やっぱりアイス食いたいからちょっと待っててくれないか?』とかそんな感じのやりとりがあったんだろうか。


■これが俺の本体のハンサム顔だ!

承太郎が花京院の顔面を殴った途端顔がバックリ割れて本体のラバーソールが登場。
名前の元ネタはビートルズのアルバムからだとか。
承太郎はようやくこの花京院が偽者であると気づきますが、海の上に比べてなんだか察しが悪くなってるような・・・
ラバーソールがあれほど完璧に変装したのにわざとバレる様な言動をとっていたのは挑発して殴られてスタンドを取り付かせようとしたからだと思います。
なのに承太郎と来たらニセ花京院が暴言吐いたり、度を過ぎた悪ふざけをしたり、チェリー食って巨大化したりカブトムシ食って巨大化したりとこれでもかとばかりに偽者アピールしてたのに丸で気づかないもんだから相当気を揉んだと思われます。


■僕がどうかしたんですか?

『花京院さんの顔がバックリ割れたの!ジョジョがケーブルカーでヘドロに襲われている!』とこの不可解な状況を正確に伝えるアンちゃんですがあまりにも意味不明な内容のためトーキングヘッドが取り付いたんじゃないのかっていう反応をされます。
しかしここで花京院(本物)が登場。
アニメオリジナルとして長年謎だった『黄色の節制戦で本物の花京院は何をしていたのか』という疑問が解けました。
その真相は『承太郎に置いていかれたのでプールサイドで学生服のまま日光浴していた』という物。
これを聞いたジョセフおじいちゃんはすぐさまこの花京院を本物と確信。
そこで判断するのかよ。確かにそんな奇行をするのはコイツぐらいのもんだろうが・・・



■俺のスタンドに弱点はない!!

物理攻撃を一切無効化する黄色の節制に大苦戦する承太郎先輩。
スタープラチナは非常に強力なスタンドですがその有り余るパワーを全く活かせない黄の節制は相性的に相当厳しい相手といえよう。
ニセ花京院が承太郎を挑発しまくったのは殴らせる目的もあったんでしょうけどスタープラチナなら完勝できる自信があったのでバレても構わないという気持ちがあったのかも。


■逃げる!

『ジョースター家の伝統的戦闘法、逃げる!』実際やってたのはジョセフだけなんですがさり気なくジョースター家の戦いに組み込まれていたようです。
承太郎ですら認める黄色の節制の無敵さですがスタンドが無敵でも本体はそうでもないという弱点を突かれアッサリ撃沈。
スタンドを使わないで鼻をブチ折りアゴを砕く承太郎。
オランウータンに素手で喧嘩を売る腕力は伊達じゃありません、これまでの喧嘩で一体何人くらい再起不能にしてきたんだろう・・・
殴られたとたんラバーソールは一気にヘタレ化。『やめちくり~』とか言い出します。
お前はひで(淫夢)か。
誇りがどうとか言いながら刺客のスタンド使いの情報をスラスラ喋ります。清々しいほどの小悪党ぶりに感動すら覚えます。


■このタマナシヘナチンがー!

原作だと『てめーを倒せばDIOに1億ドルもらえることになってる!たったそれだけの戦いでそれだけもらえるなんて俺ってマイクタイソン異常にラッキーだと思わないかい?』でしたがマイク・タイソンの部分が伏せられていました。
「てめーおれのサイフを盗めると思ったのかッ!このビチグソがァ~~~~っ!ヘドぶち吐きなッ!」 とか「耳にストロー突き刺して耳糞スコスコ吸い出しながらよーく聞きな!」とか「この田吾作がァーーー!」などのセリフは一切改変されてないのにそんなところだけ変更されてるのが妙に笑えます。
著作権的な問題とかあったんでしょうかね?


■レロレロレロレロレロ(本物)

承太郎が花京院を偽物だと断定したキッカケであったレロレロこそが花京院の忠実なマネだというオチ。
ラバーソールは結構念入りに下調べしてたという事ですね。彼は『承太郎先輩』と言ってますが実際に花京院と承太郎は同学年ですが歳は花京院の方が下なのでこれもおちょくる意味だけでなく変装の一環だったのでしょう。
こうして考えるとラバーソールがあからさまな奇行に走ったのも承太郎を挑発するためだと思ってたのですが花京院がこういうやつだと思われていたという可能性もあるのか。
ホルホースはDIOにポルナレフの話を聞いてたの様なのでDIOの花京院に対するイメージがこんな感じだったのでしょう。
ポルナレフは騎士道精神に目覚めていたというのにどうしてこんなことになったのか・・・


2014/06/05

ジョジョの奇妙な冒険 スターダスト・クルセイダース8話感想


承太郎以外みんな役立たずな航海を終えて一行はシンガポールにたどり着く。
ここからしばらくは陸路が続くので海の上では役に立たなかった4人も活躍の場が広がるぜ。



■ゴミと間違われるポルナレフの荷物

そもそもなんで彼はプール用のビニールバック(にしか見えない)で旅してるんだろう。
確かに雨風汚れには強そうだがポケットもないだろうし長旅に使うには結構不便そうなんだが・・・
しかし三部はこういうリラックスしたシーンが多くて、適度に楽しそうな感じが伝わって来るのがいいなぁ。
ちなみに、シンガポールはガムの持ち込み禁止です、ついでに言うとかつては長髪禁止なんて法律もあったという噂がある。
なんかシンガポールってポルナレフと相性最悪っぽい。
ポールとポルで名前が似てるのに。



■ガクセーはガクセー同士ということで

またしても始まる花京院の唐突な学生アピール。
同年代の友達と初めてのお泊りにテンション上がっちゃってるっぽい雰囲気が微笑ましいです。
香港でマメ知識披露したり何気に今回の旅を最もエンジョイしてる風な雰囲気が漂います。
アニメオリジナルとしてアンもホテルに一緒についてくる姿が書かれます。
アンがポルとの同室を嫌がったのでポルは一人で泊まることに。
『俺も一人の方がのびのびできるぜ』と言いながらスタスタ歩いてくポルナレフを見るとなんだかまだこの時点では完全な仲間になってないんだなぁ、と改めて思いました。
彼が本当の意味でジョースター一行の仲間と呼べる存在になるのはインド以降からだと思います。
その時に、EDでポルナレフにも動きがつくんだろうか。



■テメー、頭脳が間抜けか?

部屋に入ると何やら異様な雰囲気が!
ポルナレフ視点で薄暗い部屋に歩いていく演出はホラー映画っぽくてこれから不吉な事が起きる雰囲気満点。
こういう事が出来るのがアニメの利点ですよね。改めて三部がアニメ化されてよかったと思うシーンだ。
ドアを開ける際に大げさに『ギィィィィーー』っと音が響くのも芸が細かいです。

で、原作通りお鍋の中からインチキおじさん・・・ではなく冷蔵庫からデーボが登場。
別にクローゼットにでも潜んでいればいいもののわざわざ冷蔵庫から出てくるのは、おそらくウォッチメンのオマージュだからだろう。
ホラー映画と見せかけてまさかのアメコミからのネタ輸入は荒木先生がホラー映画と同じくらいアメコミも大好きだからだな。
そもそもスタンド能力もX-MENが元ネタの一つだし。


■痛ぇよぉ~~~!

エボニーでビルのスタンドを出すが一瞬で蜂の巣にされるデーボくん。
しかしオマージュの多い作品なのでデーボのいてぇよ~!という叫びや後ろ向きに歩いて行って落ちるあたりが北斗の拳のオマージュじゃないか錯覚すら覚えます。
デーボが消えると同時に謎の攻撃で足をザックリ切り裂かれるポルナレフ。
どう見ても重症ですが洗ってないパンツ巻くだけで特に問題なく動き出すタフさを発揮します。
まぁ、彼は後の展開で歩行に支障をきたすレベルの重傷を受けてもカーテン巻くだけで元気に飛び回ってたりするのでアキレス腱が削がれるくらいは静電気で痺れた位の痛みでしかないのでしょう。



■呪いのデーボ

ここでアヴドゥルによるデーボの解説が入る。
デーボの姿は誰も見たことがなくアメリカインディアンの呪術師という触れ込みで殺し屋をしているそうですがそんな胡散臭い肩書きの殺し屋を雇う連中が大勢いることのほうが驚きです。
普通殺し屋を雇うときに呪術師なんて呼ばないよなぁ・・・
ポルナレフはなんの気なしに人形を片付けるが、よく見ると人形の目がさっきまで閉じていたのにいつの間にか開いています。


■よくも!俺の片目を潰してくれたなッッッ!

ここでエボニーデビルの能力の種明かし。
元ネタはどう見てもチャイルド・プレイです。本当にありがとうございました。
デーボいわくシルバーチャリオッツは本体の目が届かない場所では戦えないスタンドらしい。
要するにスタープラチナが写真からハエを読み取ったみたいな真似ができないわけだ。
最も大抵の近距離型スタンドはそのタイプだと思う。スタープラチナが異常に便利すぎるだけや。
と思ったけどクレイジーダイヤモンドやクラフトワークみたいな縦断を見切れるタイプのスタンドは本体じゃなくスタンドを通して見てるのかも。


■今からてめーのタ○キン噛み切ってやるぜ!メェーン!

首が180度回転してこちらを振り向こというのはエクソシストのリーガンが元ネタと思われる。
それにしてもエボニーデビルのけたたましい笑い声や急に静かになったと思わせていきなり動き始めるなどホラー映画のお約束のような演出がバンバン飛び出る。
これが呪いの人形の不気味さを一層引き立てており、アニメ化の恩恵を最も受けたスタンドのひとつかもしれないな。



■わざとぶちまけていたのはテメーだけじゃねーぜ!

めくら打ちと見せかけて密かに鏡を割っていたポルナレフの起点により逆転勝利。
幽霊の正体見たり枯れ尾花、といいますか種が割れるとアッサリやられてしまうスタンドでした。
ていうかもう各所で散々言われてるけどエボニーデビルのスタンド能力は弱すぎる
まず本体がダメージを受ける必要があるのに、そこまでやって出来るのが単に人形を操作するだけ。
しかも物質と一体化してるスタンドにも関わらず本体へのダメージフィードバックがあるというオマケ付き。
審判あたりと比べると可愛そうなほど使い勝手の悪い能力と言わざるを得ない。
というかそもそも彼は五人全員にこれやるつもりだったんでしょうか。
絶対体が持たないと思うんだけど。そもそも冷蔵庫ごと攻撃されたら恨みを抱く暇もないわけで・・・
三部格ゲーでそこそこ強いキャラだったことだけがせめてもの救いか・・・


■頼もしいわ!私のブルリン♥

またしてもアニメオリジナルでポルナレフが警察に尋問されてるシーンが追加。
まぁ、普通に考えればホテルがあの惨事になってお咎めなしというわけには行かんわな・・・
しかし最も重要なのがここでポルナレフを問い詰めている警官がブルリンそっくりということだろう。
二部のラジオでブルリンを泣く泣くカットしたと悔しそうに語っていたスタッフだけにどうしてもブルリンを出したいという執念が彼を生み出したのでしょうか。
もしかするとこの警官はブルリンの子孫かもしれん。
そもそもブルリンは街を騒がせてる悪党(ジョセフ)を捕まえようとした正義感あふれる漢だった。
そんな正義の心を受け継いだ子孫が警察になっているのはごく自然な成り行きといえよう。
今!ポルナレフを見つめる彼の瞳にも確かにそれ(黄金の魂)があった!彼は紛れもなくブルートの血を受け継いでいたんだ!
2014/06/02

ジョジョの奇妙な冒険 スターダスト・クルセイダース7話感想

前々から書こうと思っていましたので、ジョジョアニメの感想を書いていきたいと思います。
ちなみに最新話は9話ですが、ホントはもっと早くから書くつもりだったということで7話ということになるが…勘弁してくれ・・・



■前回までのあらすじ

お母さんがDIOの影響で病気になったのでエジプトへ向かうことになった承太郎とその仲間たち。
保健室をブッ壊し、飛行機を不時着させ、レストランを炎上させたりしながらインド洋を行く一行。
だがコンボイ司令官でアクション仮面なニセ船長(妹属性)が船を爆破させ、ボートで救援を待つ身となってしまった。
ところであの爆弾は自分が負けた時の保険だったと考えるとニセ船長はあれほど自信たっぷりに襲ってきながら負ける時のことをしっかり考えていたということだろうか。
なんか慎重なのかうかつなのかわからんな。




■タンカーに乗り込む一行

『例え全員スタンド使いであっても俺はこの船に乗るぜ!』と一人颯爽とタラップを駆け上がるポルポルくんを『こいつマジかよ』という目で見つめる残りの4人。
ポルナレフって間違いなくホラー映画で最初に死ぬタイプの人間だな。
ゾンビが襲ってきたのにカップルといちゃつきながら地下へ進んでいき、『なんだ?今向こうの物陰で何か・・・』とか言いながら暗がりに進んでいくタイプだ。
思い返してみればポルナレフが戦う時って大抵一人の時だしな。
とは言えホラー映画で最初に死ぬモブとの違いは戦って生き残れる強さを持っているところだな。
しかし残った四人もこの状況では乗らざるを得ないのでひとまず乗船する一行、しかし船には人っ子一人おらず・・・




■あーん!水夫様が死んだ!

いきなりクレーンがブッ刺さってグロい死に方をする水夫。
他の水夫は大パニックに陥りますが視聴者的にはジョジョでモブキャラが無駄に残酷な死に方をするのはよくある事なので『ああ、またか』って程度です。
『やれやれ、こういう歓迎の挨拶は女の子にはキツすぎるぜ・・・』
ここで家出少女アンの眼から凄惨な風景を隠してくれる承太郎。こういう行動を自然に取れるから承太郎はカッコイイ。
でも片手でスっと隠した漫画に比べてなんか後ろから『だ~れだ?』ってやってるみたいなちょっとカワイイ隠し方に変わったのはなんでだろ?


■猿よ!猿がいるわ!

人っ子一人いない船にも関わらず檻の中に猿がいるという奇妙な状況。
すかさず花京院が『オランウータンだ』と訂正するがつっ込むところはそこじゃない。
前回承太郎の腕にフジツボがくっついてた時も『あの海洋性甲殻類のフジツボか!』とか無駄に詳細な解説を行っていたりなんか花京院がどんどん変な方向へ向かっています。


■異常に頭のいいエテ公

猿の分際でタバコを吸うわリンゴを差し出すわピンナップを見るわであからさまに奇妙な行動を連発する猿。
差し出されたりんごの切り口がナイフでつい最近切られた物であることを目ざとく見抜くアン。すごい観察力ですね。
ていうか『猿なんかどうでもいいーーッ!』の一言で唯一の手がかりをあっさり無心にしたジョースター一向よりずっと賢く見えるんですが。
大丈夫か星屑の十字軍たちよ。
一方花京院はハイエロファントをタンカーの隅々まで行き渡らせるものの、やはり生き物の気配は見つからず。
そして同じ頃、在庫処分的な形で水夫が皆殺しにされ、シャワーを浴びているアンに危機が迫る



■テメーの錠前だぜこれは

いつの間にか檻から脱出し、シャワー中のアンに襲いかかるエテ公。
興奮のあまりか、唐突に色がババコンガ亜種に変わります。
このシーンはヒッチコックの有名な映画、『サイコ』のオマージュですね。そもそも猿が犯人というのはこれまた超有名な小説、『モルグ街の殺人』のオマージュですし今回はホラー調の演出が多い通り有名ホラー作品のパロディが随所で見られますね。
ネットで知ったんですが『ゴースト/血のシャワー』という作品も元ネタだそうで・・・確かにパッケージがタンカーが登場した時の構図と非常によく似ていますね。

それはともかくあわやエロ同人みたいな展開になるところでしたが承太郎が生身で檻の錠前を使って猿を殴りつけます。
人間の腕を軽く引きちぎるオランウータン相手に生身で喧嘩を売る高校生。
スゲェ度胸と腕力だな。『喧嘩の相手を必要以上にブチのめし~』とか言ってたけどこんな強さじゃちょっとなでた程度でも相手は必要以上にぶちのめされるわな・・・
しかしそれ以上にすごいのはオランウータンに鷲掴みにされても破けない驚異の学ラン。
スゲェ、どんな素材でできてんだこれ


■この船そのものがスタンドだった!!

閉じ込められた船こそが敵そのものだったという衝撃的な事実によりあっという間に捕まるジョセフ、花京院、アヴドゥル、ポル。
しかし原作通りだから仕方ないけど花京院が中途半端にめり込んでてどうしても吹いてしまう。
なんかもう最近花京院を見るだけで笑えてくるので何とかして欲しい。
船の壁にめり込むってのは都市伝説のフィラデルフィア計画が元ネタという意見を聞いた。
個人的にはサイボーグ009の0012戦が近い気がするんだけどどうだろう。
一方で承太郎も鋼鉄のプロペラが肩に深々とくい込む重傷を負うが顔色一つ変えずに冷静に状況を分析する。
オランウータンを怯ませる腕力といい本気でコイツと喧嘩してきた不良たちが可哀想になってきます。
もう少し痛がっても良さそうなものですが、登場人物がやたらと重傷を負うことが多い本作では体の一部が欠損するなんてのは挨拶がわりのジャブくらいのダメージでしかありませんので肩にプロペラが突き刺さるなんてのは試合前の握手レベルの些細なことなのでしょう。
なので承太郎がケロッとしてるのもごく自然なことと言えなくもない。
多分、そういうことにしておこう。


■そう言っている!このエテ公はそう言っている!

『この船!全てのものが俺のスタンドさ!テメェらは完敗なんだよッ!どうすることもできねぇだろッ!そう言っている!このエテ公はそう言っている!』(by大川透)

承太郎のモノローグをなぜかナレーションが代弁するというまさかの事態に私の腹筋も崩壊寸前です。
しかもエライ気合入った物言いがまた笑わせてくれます。
なんでわざわざ大川さんに言わせたんだろう。でも面白いから許すッ!それで良し!それがベストよ!
こんなに気合入ったナレーションは二部の最終回以来だな。



■そこんとこが・・・やはりエテ公なんだな

承太郎の挑発に乗って思わず飛びかかるエテ公。
素直にパイプで締め上げれば良かったものの承太郎の言うとおり感情が理性に先走るあたりがエテ公の悲しさか。
まんまとスターフィンガーが弾き飛ばしたボタンの餌食になってしまいます。
アニメオリジナル演出で脳天にボタンが突き刺さったエテ公が血涙を流していて原作以上に痛々しいです。
しかし血涙が出てるってことはあのボタンがヒットした衝撃で頭蓋骨が開いたりしたんだろうか。
恐るべきはスタープラチナに弾かれても壊れないボタンの耐久性よ。
マジでこいつの学ランはどういう素材で出来てるんだよ。


■信じられん・・・あの猿は自分のスタンドで海を渡ってきたのか!

投降も認められず承太郎のオラオララッシュであわれエテ公は再起不能に。
ちなみにCパートのアバンでこの猿の名前が『フォーエバー』であることが明かされます。
一応画集のJOJO-A-GO!GO!でそういう説明はあったのですが逆に言うとこれ以外でコイツの名前が明らかになったことはないので知らない人は多かったでしょうね。
原作だとてニセ船長と並んで記憶に残らない敵筆頭でしたがスタッフの努力によりこれほどインパクトのある的になったのは流石と言いたいところです。
これを機にフォーエバーがさりげなく初の人間以外のスタンド使いであり、非スタンド使いにも見えるスタンドの使い手であったという重要な事実が周知されると幸いです。


次回は悪魔(デビル)の感想を書きます

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