2015/05/28

ダンボール戦機WARS DVDBOX(上)


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祝!ダンボール戦機WARS DVD-BOX発売!!
Congratulations・・・!おめでとう・・・!おめでとう・・・!






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では中身を御開帳、下巻は明日来るので少しだけ待ってねん。
上巻はディスク6枚構成ながらコンパクトにまとめられてます。
パッケージにはジェノックの主要メンバーとロシウス第6小隊の4人が描かれてます。
ディスク表面は一応新規ですが既存のものとの違いは色がついているか否かでしかありません。
本編の収録内容は1~18話まで。
丁度ファントムの登場、セカンドワールドの真実が判明、作中最後のアラタVSムラクなど物語が佳境を迎える点で分割されてるんですね。
セレディ登場前後できっちり物語がに分割されていたのが分かります。





ブックレット
表紙

付属のブックレットは各巻に収録されているエピソードの粗筋が記載。
DVDパッケージ裏の使い回し・・・とみせかけて若干キャプチャが増えてます。
使い回しで構わないであろう部分でも若干の手を加えてくれるのは嬉しいですね。
他にはDVD各巻と特典小説の表紙などが掲載されています。





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そして今回一番の目玉は間違いなくコイツでしょう。
ダンボール戦機WARS公式設定資料集!
ハァーーッ!ファンからすればこの一文だけでアドレナリンやエンドルフィンが脳からドバドバ噴出されてきます。
それでいてかなりの分厚さなのですからこれはもう永久保存版ですよ!





資料
資料3

それでは中身を紹介していきましょう。
我らモデラーにとって垂涎モノの、LBX3Dモデル。
ダンボール戦機のファンならばこれがどれほど価値あるものかは説明不要だろう。
なにせWARSはシリーズの中で唯一公式資料と言えるLBXカタログが販売していない作品だったので、アニメに登場するLBXをスクラッチしようとしたらキャプチャを集めるか解像度の粗いゲーム画面からどうにか形状を読み取るしかできなかった。
セイレーンやDCシリーズの三面図は大いに制作の役に立つことだろう。
当然ラージドロイドも掲載されている。
サイロンガーター背面のイラストは現状、この資料以外に載ってないものです。
ただ、非常に惜しい事にロノ、カナロア、ウォルダムといった脇役の三面図が収録されていない。
メインキャラが使う機体はプラモ化されていることを考えるとこうしたマイナー機の三面図は尚更貴重であるだけに、未収録が悔やまれる所だ。




キャラ


続いてキャラクターの設定画。
ほとんど出番のなかったハーネスの面々もきっちり収録されてます。
何故かフウがいませんが・・・スイとほとんど一緒だから省略されたのか?
デスワルツブラザーズの私服などのマイナーな物まで網羅されてます。




資料2

モノクロですが各陣営のエンブレムも載ってます。
アニメには一切登場しないクルセイドのエンブレムもちゃんと載ってます。
序盤の方に見覚えのないオレンジ色の制服を着たモブ生徒がいたんで多分あれが設定上はクルセイドの生徒なんだろうな・・・
ナンバーも細かく決められていたのには驚き。



舞台2

神威島の各施設のラフスケッチ
職員室の座席表やダック荘の部屋割りなどこの資料でしか分からないような事まで正確に書かれています。
要塞関連のスケッチがカッコよくてお気に入り。
ポルトンに空港があるけど使うのか・・・?





さて上巻の内容はこんな感じになります。
アニメ18話+これだけの特典が詰まっていて値段は1万ちょいというのは通常のアニメが2話6000円程度であることを考えると非常にお買い得であると言えましょう。
どちらかといえばモデラー目線でのレビューになりましたが立体物に興味のない方でも満足できる内容になってると思います。
次は下巻の方もレビューしたいと思います。

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2014/03/01

ダンボール戦機WARS スペシャルアニメ

ワールドセイバーとの死闘が終了し、アラタは自分自身を見つめ直すたびに出る。





戦いは終わり…
そして少年は旅立った…







……はずだった。



意気揚々と旅立ったアラタだったが、退学手続きにサインが書いてないと言う理由で上陸を拒否される。
『いや?俺世界を救った瀬奈アラタなんだけど!』と言う厚かましい抗議『英雄だろうがなんだろうが規則だからダメ』とあっさり払いのけられる。
流石、政府直下の国営機関。お役所対応も完璧ですね。


ていうかそもそもこの衛兵はアラタが世界を救ったという感覚が薄いのかもしれない。
セレディの野望はスケールがデカかったが結局神威島という小さな世界で片付けられた問題になっている。
世の大半の人にとっては辺境の小島でキチったテロリストがなんか喚いてるレベルの扱いだったのかもしれない。
人間自分には関係ない大事件よりも仕事とか学校とか、自分に関わる些事のほうが優先順位が上なのだ。
まあ、一応ミハイル君のプレート持ってた人とかは真剣に受け止めてたっぽいけど。



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そんな訳で結局、アラタは神威島に戻ってくる。
うわ!恥ずかしッ!あんなに格好つけて出てったのに…
バナナを忘れたから地球に帰ってきたコンボイ司令官みたいだ。
そんなアラタに声を掛ける人物がいた。
伝説のLBXプレイヤー、山野バンだ。
世界最強の操作技術を持ち、世界を二度まで救った文句なしの英雄だ。
あ、でもランバトだとヒロの方が順位上なんだよね。なんでだろ。




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バンが神威島に来たのはジンによって特別講師として招かれたからだった。
って何さり気なくジンも戻ってきてるんすか。お前も一緒に旅立っただろうが!
それはともかく、外の世界に出て一番会いたかった人物が向こうからやって来てくれたのだ。
まるでタブンネがしあわせタマゴとデルパワーを担いでやって来たような絶好のチャンスにアラタは迷わずバンにバトルを申し込むのだった。


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急遽始まったスペシャルマッチはアラタ&ムラクVSバン&ジンというタッグバトルで行われることとなった。
普通にブラスライザーとオーディーンが戦って終わりと思ってた身としてはジンとムラクのバトルが見えるのは超嬉しいサプライズだ。
WARSに入ってからジンが戦うのは初めてだから嬉しいファンサービスだよ。





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かくして夢の戦いの火蓋が切って落とされた!!
オーディーンとドットブラスライザーが、ゼノンとマグナオルタスが激突する。
ゼノンが最後に戦ったのはデータ上の存在として現れたWの52話なのでほぼ1年ぶりの登場ですね。
ちなみにジンの愛機として戦ったのは2011年の年末なのでもう随分昔になるんだな…
華麗な空中戦を見せるマグナオルタスだがゼノンも負けじと追撃する。
アラタは機体スペックの優位を活かして短期決戦に持ち込もうとするが、バンの鉄壁の防御は崩れない。
そして確実に決まったと思えたひと突きをオーディーンに躱されてからは完全に攻撃が当たらなくなる。
すかさずムラクが援護に向かうが、ブラスライザーをマグナオルタスにぶち当てるという防御がそのまま攻撃となる巧みな動きで妨害される。
そして空中で数瞬静止した二体にゼノンとオーディーンは完璧な攻撃を決めるのだった。
完敗を喫したアラタにバンは『LBXの声が聞こえていない』とアドバイスする。
LBXの声…そんなものが存在するのだろうか。
ていうか、あったとしてもバンはそんな物が聞こえてるんだろうか?
まさかWでバンの周りだけ女日照だったのはLBXと相思相愛の仲だったからなのか!?(んな訳あるか





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バンの言葉の意味がわからずに悩めるアラタに再度バンが話しかける。
『初心に帰ること』それがバンのもう一つの助言だった。
バンは行き詰まると常にそうして道を見つけてきたという。
そう言いながらポケットから取り出したのはアキレスだった。





復活!
アキレス復活!
アキレス復活!
アキレス復活!
アキレス復活!



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無印24話で破壊されて以来、ただの一度も出番のなかったアキレスが最後の最後に復活だ!!
オーディーンはWでも序盤とミゼル編でそれぞれ出番があったがアキレスはジャッカルの回想で1カット登場したくらいの扱いだった。
主人公機の中でアキレスが一番好きな私にとってはこんなに嬉しい演出はないぜよ!!!
初心に帰る…その言葉を聞いてアラタが思い出したのはこの島を訪れるまでの相棒、アキレス・ディードだった。
かくしてアキレスVSディードという夢のスペシャルバトル第2ラウンドが始まる。
マジで!?戦うの?アキレス戦っちゃうの??
しかもBGMが無印だよオイ。
…もう泣いていいですか?


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アラタのディードが戦うのは今回が初めてですが二刀流装備なのは意外だった。
じゃあなんでゲーム板での得意武器が槍なんだよと…
アラタは果敢に攻め込むがバンは次々とさばいていく。
『厳しい攻めに完璧な防御…これが世界チャンピオンの実力か!』とアラタも舌を巻く
いや、チャンピオンだって言うんならヒカルだって一応世界チャンピオンなんだけどな。
まぁ、だからって『これがアキバチャンピオンの実力かッッッ!』とか言われても色々台無しですが。


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バンのガードが崩せないアラタに『テクニックに頼るな!自分のLBXを理解しろ!』と再び激を飛ばすバン。
追い詰められるアラタは精神を集中し、ついにディードの声を聞く。
バンの言っていた『LBXの声を聞く』と言うのはテクニックや機体性能に頼るのではなく、そのLBXの得手不得手を完全に理解し、ポテンシャルを最大限まで引き出す事だった。
ブラスライザーの機体性能に任せた戦い方をしたアラタを見てバンはアラタがLBXプレイヤーとして最も大切なことを忘れかけていることを見抜いていたのだ。
神威大門でのウォータイムはLBXを純粋な兵器として運用するスタンスだ。
整備するのは専用のメカニックだし、支給された武装、支持された作品で戦闘を展開していく。
それらはウォータイムを生き抜くには必要不可欠な要素だが、純粋なホビーバトルとしてのLBXからは大きくかけ離れたものだった。
神威大門で生活してきたアラタは無意識のうちにそうしたやり方に染まっていたのではないだろうか。
LBXを使って代理戦争を行ったERPを否定し、純粋な競技用ロボットとしてのLBXを肯定したアラタ達だがその為には何より自分たちが神威大門のやり方を捨てなければならなかった。
それを指摘したのがかつてLBXを強化ダンボールの中に戻すために戦ってきたバンというのは燃える演出ですね。



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そして戦いの最終局面、互いの必殺ファンクションが激突する。
アラタは二刀流ではお馴染みのコスモスラッシュ。
バンは・・・もうアキレスが出てきた時から分かっていた。
ダンボール戦機のラストを決めるのはこの技しかありえない。
ライトニングランス!!!
ところで同僚に言われて気づいたんですがモーションが使い回しじゃなく変化してますね。
同僚が言うにはちょくちょく必殺ファンクションのモーションは変わってるものがあるらしいので暇があったら確かめてみよう。
双方は必殺ファンクションを受けて同時にブレイクオーバーする。
偉大な先輩に大切なことを教わり、ひとつ大人になったアラタは今度こそ島を旅立ち、世界へと羽ばたいていくのだった・・・




いや~、10分程度の短いアニメでしたが感無量です。
率直な感想を言うのなら日常シーンを限界まで削り込んだ分戦闘シーンに割いたという印象ですね。
だがそれゆえに素晴らしい動きでオーディーン、アキレス、ゼノンといった往年の名機の勇姿を拝めたのは本当にファンとして嬉しい気持ちでいっぱいです。
今回の話は『万を満たして登場となったバンがアラタに何を伝えるのか』というのも重要なファクターだったと思うんですがその内容が『自分の機体を十分に理解し、愛機を信じぬくこと』と言うごく普通なことだったのがとても良かった。
言われてみれば簡単なんですけど以外に難しいことを平然とやってのけると言うところにバンの大人の余裕を感じさせて彼が主人公から若手を導く存在へと成長していったことを感じさせてくれます。



思うに、バンってものすごく特殊な主人公だと思うんですよ。
普通少年漫画の主人公って一直線な性格で派手な必殺技をビシッと決めるイメージが強いんですけどバンってそういうステレオタイプとは全く逆なんですよね。
ヒロの未来予知やアラタのオーバーロードの様な目に見えて強い要素はないんだけど基本に忠実な動きと経験からくる操作性で強さをアピールするっていうのがすごく斬新。
そういうバンが初心を忘れかけていたアラタに対して『自分のLBXを信じるのはすごく重要なんだよ』と言うから説得力が増すんだと思います。



あとアラタがオーバーロードを使わなかったのが良かった。
個人的にアラタの目がアップになったシーンでちょっと不安になったんですよね、使うんじゃないかって(笑)
でもそこは使わなくて本当に良かった。
やっぱりあの力はLBXバトル的には邪道と言うか、アラタが『皆を守るために使う』と言ってたしやっぱりそういう特殊な状況じゃないと使っていい力じゃないと思うんですよ。
その辺、オーバーロードに固執して狂気に陥ったセレディとの対比みたいで面白いかなと思います。




なんにせよ10分くらいでサクッと見れるので公開停止まであと何回か観そうですわ・・・
ちなみにスペシャルアニメの公開は3/31までなのでまだ見てない方は注意してくださいね。


2013/12/26

俺たちの未来へ



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セカンドワールドがいよいよ本格的に崩壊し始める。
海は荒れ、地は裂け、天井からは海水と思しき液体が降り注ぐ。
残った生徒たちは巻き込まれない様避難を進めていたが、取り残されたアラタと美都親子を助けるため、ヒカル、ハルキ、ムラクは最深部へと進んでいく。
なんかマグナオルタスのライディングアーマーの乗り方が無駄にスタイリッシュでカッコイイ。





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一方アラタはセレディに降伏勧告を勧める。
だがセレディは諦めない。
『この戦いが終われば別の戦場を求めていくだけだ』と述べる。
今まで散々戦争をなくすと言っといて結局それかよ。
いや、まぁ常識的に考えればそうなんだけどお前がいっちゃいかん言葉だろそれは。
理不尽な関門をいくつも突破してようやくエンディングにたどり着いたら『こんなゲームにまじになっちゃってどーすんの?』と言われた気分だ。
自力でクリアした人はどんな気分になったんだろうアレ。


『国という概念が存在するから、人々は防衛のために武装し、争いが起こる。』とセレディは言う。
そこでオーバーロードという選ばれし力をもった支配者の元、世界が一つにまとまれば戦争のない世界を実現可能であるというのだ。
なんか斬新なこと言ってるように聞こえるが、結局のところセレディが目指すのは自分を王に据えた独裁国家でしかない。
そもそも人は争うために別々に暮らしているわけじゃない、一緒に暮らすと争いが起きるから別れて生活するんですよ。
仮にセレディの悲願が実現して世界中の人々が一つの国で暮らし始めたらどうなるだろうか。
思想も、習慣も、信じる宗教も違う者たちが同じルールの元で平然と暮らしていけるだろうか?
結局は思想の行き違いから分裂し、再び複数の国に分かれるのがオチだろう。
そもそもセレディ自身が争いの原因は貧困や格差だと言っているのに彼はそれを解決しようとしていない。
原因を放置したままいがみ合う国々を統治したところで互の憎しみが消えなければ再び争い会うのは必然だ。
争いの原因は究極的には双方の価値観の違いに帰結する。
お互いの価値観を認めるどころか、全部踏み潰して自分のルールを押し付けるセレディのやり方はどの様な詭弁を用いても新たな争いの種を撒き散らすだけだ。






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色々穴だらけな理屈を抜かしたあと、セレディはアラタに最後の勧誘を行う。
・・・今の会話のどの辺にアラタが食いつく要素があると思ったんだろう。
アラタにとって魅力的な提案を何一つ出してないのに共感してくれる訳無いだろう。
独身男性にダブルベッドを必死で買わせようとしている勘違いセールスマンみたいだ。
結局セレディは自分本位でしか考えられないから相手の事を考えた話し方ができずに思想を押し付けるやり方しかできない。
しかし本当にアラタ大好きだなこの人。
もうカイトのことなんて頭の片隅にも残ってなさそうだ。
今カイトのことを聞いたら『誰そいつ、ボーカロイド?』とか言い出しかねない。






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当然、アラタは今更応じるはずもない。
ドットブラスライザーとディ・エゼルディの最後の戦いが始まる。
しかしキョウジですら赤子のごとく捻られたセレディのオーバーロードは伊達じゃない。
瞬く間にドットフェニックスを破壊され、Gエクストから素のブラスライザーに戻ってしまう。
対してオーバーロードすら失ったアラタに打つ手なしか!?
否!たとえオーバーロードを失おうと『仲間』と言う最強の力が残っていた!
ハルキ、ヒカル、ムラクの三人が応援に駆けつける。
苦しい時に助けてくれる者こそ本当の友達だ。
皆がアラタを助けてくれるのは決して彼が選ばれしものだからなどではない。
上から見下ろすのではなく、共に苦難を分かち合った仲間だからこそ助けてくれるのだ。
絶対的力を誇り、孤独に戦うセレディと力を失いながらも仲間たちとともに戦うアラタの構図は奇しくも各々が主張する世界のあり方の縮図のようにも見える。
なればこそ、どちらが正しいのかはこの戦いの行く末に…






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三人がビットを抑えてくれている今、ディ・エゼルディは完全な無防備。
・・・と思いきや意外や意外、徒手空拳でドットブラスライザーと渡り合うではないか。
ドットブラスライザーも猛攻を仕掛けるが暖簾に腕押しとばかりに紙一重で次々と避けていく。
ブラストマグナムの至近距離射撃ですら、カスリもしない。
完全にセレディのペースだ。
なおも攻撃を続けるドットブラスライザーだったが伸びきった腕をディ・エゼルディがねじり上げられる。
か・・・片手送り小手ェ!?
私が少林寺拳法習ってた時教えてもらった技にソックリだ!
ビット兵器を失ってもディ・エゼルディは強い。
格闘術に精通した動きはセレディが傭兵上がりであることを象徴しているようだ。
そういえば訓練中のファイヤースウィーツのバスターもドラゴンスクリューから相手を投げてたし。
ホントスタッフは毎回キャラ設定までも細かく動作に取り入れてくれるから見飽きることがない。
流石ラスト3話はCGスタッフが好き勝手作ったというだけはある。
いいぞ、もっとやってくれ!と言おうとして今日が最終回なのを思い出す。






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思わぬ隠し手により完全に無防備を晒すアラタ。
やられた身としてはよくわかるんだけどこの体制になると全く反撃できない。
左手は完全に極められてるし、足もロックされている。
右手を出そうとしても押さえ込まれた肩が支店になるので動いた分だけ空いても動いてしまう
実際、おまわりさんが暴徒に対して使う逮捕術にも組み込まれている優秀な技です。
デュアルブレードも落としてしまい絶体絶命の状況だ。
だが、セレディはひとつだけ勘違いをしている。アラタの最大の武器はオーバーロードではない。常識に縛られない自由な発想力だということを!
腕を自分でちぎりやがった!!
人間では決して脱出不可能な捕縛なので、LBXならではの攻略法だ。
残った右手がやけに熱いぜ!!
そのまま返す刀で廻し蹴りをブチこむ。
初めてディ・エゼルディに攻撃を当てた。






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一撃当てたのを皮切りにブラスライザーが怒涛の反撃を見せる・
その時、セレディの体に異変が起きる。
ディ・エゼルディがダメージを受けた部分と同じ箇所がスパークを上げ始めたのだ。
攻撃を受けるたび激しく苦悶の表情を浮かべるセレディ。
メ海道先生もLBXが壊れた途端あぼーんしたけどコイツも自分のLBXと繋がってるんかい。
うっかりメンテナンス中にパーツ折ったら死ぬほど痛い思いを味わえそうだ。
これもCCMなしでLBXを動かせるようになった事の弊害だろうか?






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ビットを全て失い、抵抗する術をなくしたディ・エゼルディはデュアルブレードを拾い上げる。
ロウソクが燃え尽きる瞬間、最も激しく燃え上がるが如く全てを込めた最後の一撃を仕掛ける。
熱い!なんという熱い一撃だ!
だがその歪みはドット・ブラスライザーも残った右手に全てを込めて迎え撃つ!
互の切っ先がぶつかり合い、ドットブラスライザーが突き抜けた!!
セレディの野望は今ここで完全に打ち砕かれた。
同時に、アンダーバランスが宙に舞い、粉々に破壊される。
破片となったアンダーバランスはセレディの野望が潰えたことの現れか、はたまた代理戦争という虚飾の世界の終焉の様にも見て取れる。
ディ・エゼルディが完全に破壊された時、セレディの体に異変が起きる。
髪は艶をなくし、その皮膚は徐々にただれていき・・・






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見た目は子供!中身はマモー!その名は・・・名探偵セレディ!!
ディ・エゼルディを完全破壊されたセレディは急速に年をとる。
どういう理屈だよ。冷静に考えればオプティマが破壊された弊害なんだろうけどいくらなんでも医学的にこんなことがありうるんだろうか?
でもブラックジャックでこんな感じの話があったし医学漫画で書かれてたことだからありうるんだよ多分。
サンドバック叩いてるだけで骨折が治る格闘漫画があるくらいだからどーってことない。






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アラタ達は予備のリフトを使い、無事に美都先生を救出する。
セレディを置き去りにしなかったのは、『もう誰も死なせない』というアラタ自身の決意を守るためだろうか。
まぁ、連れ帰った所でもう再起不能な感じがするけど。
なんか『世界がひとつになるところを見たかったんだ・・・』とかブツブツ呟いてるし。
いやねぇおじいちゃん、さっき同じ事いったばかりでしょ?
でもアラタはセレディの主張は決して間違ってないという。
間違っていたのはやり方なんだ。





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全ての戦いが終わり、本土から救援隊が駆けつけてきた。
夜明けの光が照らす中、ゲンドウに見送られて綾部連次郎の遺体は静かに運ばれていった。
世間的に見ればテロリストの一味なのだが彼の勇気ある行動はゲンドウさんの中で永久に讃えられるだろう。
セレ爺も車椅子で連行される。ゲームだとEDで裁判にかけられてたけど証言能力残ってるんだろうか?
そして残されたワールドセイバーの連中も本土へと連れて行かれる。
その中には当然、裏切り者の烙印を押されたカイトの姿があった。
思わず駆け寄る第5小隊。
なんか『みんなに謝って!』『なんとか言えよ!』とカイトに訴えるタダシとノゾミがお父さんとお母さんみたいだ。
クリスマスだからって見せつけてんじゃねーよ、ローキックかますぞオラ!!
何を言っても無反応だったカイトだがブンタの『絶対に戻って来いよ!』という声には僅かに反応を示す。
ブンタ、お前ってやつは!!!
カイトが『ブンタ死んだけど戦争だから仕方ねーし』とか言ってたのは黙っててあげるのが優しさだろう。





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そしてリクヤ率いる第三小隊も島を去ることを決意する。
父の呪縛から解放され、リクヤもまた自分の道を歩む時が来た。
だが、新たな旅立ちを決意した彼に待ち受けたのは辛い決別だった…
東郷儀一、死亡確認
折角、一人の男として父親と向き合えるようになったと思ったら父親がいなくなってしまった。
総理の死因は不明だが、昨夜の時点で意識不明だったのでリクヤの生存を知らない可能性が高い。
息子の死が最後のひと押しだったというのならなんという悲劇的なすれ違いだろう。
しかも死ぬタイミングがまずい。問題山積みしたまま逃げたように見られかねない。
死後の評価は相当悪くなりそうだ、将来教科書にあまりよろしくない形で載るかも知れない。
そして額に肉とか書かれるのだろう。






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残った神威大門の生徒は今度こそ神威大門統合学園を大人のしがらみから解き放った本当のLBX名門校にするために尽力することを決意する。
皆が学校の今後について熱心に考える中、一人アラタは浮かない顔だ。
そして彼は決意する。
この島を出ていくことを。
セレディとの戦いはアラタの中に戦争に対する疑問を残した。
自分に出来ることは何か、本当に知るべきことは何か。それを知るために、世界中を回るのだという。
誤った方向に突き進み、世界を変えられなかったセレディだがアラタの行動しだいでは決して彼の行いも無駄ではなかったということになる。
アラタは、セレディのやり方は否定したが思いの強さは認めていた様だ。





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綾部さんの遺言となった『我々の悲願は若者が引き継いでくれる』という思想はそれを否定したセレディを通じてアラタにバトンタッチされた。
もう少し早くセレディがそれに気づいていれば違った未来もあったかもしれない。
だが時間は戻らないし、人生は一度きりだ。
起きたことは受け入れて次に進むしかないのだ。
島を出て行くのはアラタだけではなかった。
ハナコ、キャサリン、タイガ、ゲンドウさん、ノゾミもまた、それぞれの道を歩むために島を出て行く事を決意する。
2年5組・・・誠に広うなりもうした・・・
だがこれは悲しい別れではない、新たなる旅立ちだ。
そして島を出て行ったカイトだがささやかな変化が訪れたようだ。
ブンタのCCMにカイトから謝罪のメールが届いた。
鬼畜道に落ちたカイトだったが最後の最後でブンタによって救われたようだ。
まぁ、リトマス試験紙なみに染まりやすい奴だからカツ丼でも出されてアッサリ心変わりしたのかもしれない。
でもゲーム版だと謝罪すら無くなに食わぬ顔でクラスに戻ってたからそれに比べれば随分真っ当な結末になったといえよう。
旅立ちへの餞なのか、サクヤがアラタにLBXを渡す。
それはかつてアラタがこの島にやってきた時に預けたアキレスディードだった。
アキレスに始まり、アキレスで終わる。
ドットブレイズが放浪中のアラタの機体ではないかと考えたこともあったが、こいつを持ってくるとは脱帽だ。
スタッフの粋な演出が光る。






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旅立ちを決意したアラタの前に意外な人物が現れる。
ジェノック、ハーネス連合の司令官として常に皆を見守ってきた海道ジンだ。
ジンがアラタと旅立つというのは原作ゲーム通りの展開だ。
だが、アニメスタッフのサプライズなのかジンは驚くべきことを口にする!



『猿田教官に聞いたよ、君の話』
『それなら、先輩たちに会ってみないか』
『かつてLBXで世界を守るために戦った先輩たちだ』
『彼らは今も自分に出来ることを考えて頑張っている、学ぶことがあるはずだ』
『ついでに山野博士にも会ってみないか』
『かつてLBXで世界中に混乱を撒き散らし、出頭せずに逃げ延びた超人だ』
『いろいろな意味で学ぶことがあるはずだ』







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なんとアラタがバン達に会いにいく!?
こ、これは・・・見方によっては続編への布石とも取れる発言!!わざわざ原作にないこんな話を挿入したということは・・・期待してもいいんですよねェーーー!!
まだ見ぬ強豪の話を聞いてアラタも早速乗り気だ。
『先輩たちにいろいろな話を聞いてみたい!でもそれ以上にバトルしたい!!』
LBXは永久に不滅だ!!!






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そしてEDはなんと特別仕様。
まさか、いや本当に驚いた。
ウォーズのLBXだけでなくアキレスやオーディーンが再び見れるなんて!!
まさに『ダンボール戦機』という作品の最後を飾るのにふさわしい最高の演出だ!!
ディ・モールトベネ!スタッフの皆様!
俺にはこれが最高のクリスマスプレゼントだ!!!!!!!





…と、いうわけで2011年3月2日から足がけ2年半に渡り続いてきたダンボール戦機もこれにて完結!!
~~~~~ッッッ!!!!!
知り合いに言われて、たまたまニコニコ動画で無印1話を見たあの時の感情が今でも思い出せる。
『コイツは絶対に成功する』言葉でなく、心でそう理解できた。
それからはもう、一気に夢中になり、関連商品を買いあさり今に至りました。
そして最後の最後までその期待に応えてくれるが如くプラモデルもアニメもあらん限りの頑張りを見せてくれた事を本当に心から感謝したいと思います。ただしゲーム、テメーはダメだ。
正直今の心境はとても複雑で一言では表しきれません。
シリーズが終わったのはそりゃぁ、寂しい。
もう水曜の7時半に胸を高鳴らせてテレビの前に座ることもない、毎週ヒーコラいいながらダン戦感想を書く事もないんだ。
でも、辛い別れがあっても前に進まなければいけないんだ。
島を離れて一人で旅立ったアラタは、私たちにそう教えてくれた気がする。
そして、求め続ければいつかまた会えるであろうことを。
私の中でダンボール戦機は終わったんじゃない。
今、次のシリーズへのスタートラインに立った所だ。
だから、『寂しい』という気持ちはあっても『悲しい』という気持ちはない。
いつかまたシリーズが復活するその時まで、私はダンボール戦機を応援し続けるよ。
私がダン戦のアニメ感想を書き始めたのは32話からだった。
通算108話分の感想を書いた計算になりますね、ワシの感想は108式まであるぞ!
飽き性だった私がここまで続いたのはダン戦というコンテンツが魅力的だったから、なにより、くだらない駄文に対して感想を送ってくれる皆様の協力があったからに他ならない。
みんな!今までありがとう!!そしてこれからもよろしく!
いや、シリーズ終わったけど見捨てないで欲しいなァ~…なんて思ったり…して…ハハ。
こんな私ですが、もしよろしければ今後も見守ってくださいまし。

2013/12/23

最終決戦


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最終決戦!



セレディを問い詰めるゲンドウさんは衝撃の事実を知らされる。
セレディと綾部さんは共に幾多の戦場を渡り歩いた戦友だったという。
キョウジの回想や視聴者的にはおおよそ予測できた状況だ。
でもセレディが90超えのお爺ちゃんだと知らないゲンドウさんは『何言ってんだコイツ?』みたいな顔をする。
『頭おかしいことばかり言ってたけどホントにおかしかったんだ』とゲンドウさんが一人で納得してしまいかねない。


セレディと綾部さんは世界中の戦争を見て回り、いつしか戦争のない世界を夢見る。
『支配者が格差を作り、人々に争いを起こさせる』と確信したセレディは支配者を一掃するために神威島を占拠し、デス・ゲームをやらせる事で戦争を認識しない先進国の人達に戦争について考えさせるよう促したのだと主張する。
毎度毎度言ってることはそれっぽいんだけどやってる事が全く的外れだからちっとも説得力がない。
だから戦争問題について考えさせるために生徒を殺さなきゃいけない理由を教えてよ。
大体、戦争が起きるから人が死ななければならないという理屈はどこにもない。
戦争に死人が不可欠なら無人兵器の開発なんて起きないわけで。エレガントさに欠ける理屈だけど。
セカンドワールドを作っても戦争は無くならない、戦争に苦しむ人がいると訴えたいならまずその人達の生活を訴えろよ。
戦争なくしたいから戦争と関係ない子供を無理やり争わせますとかまるで意味がわからんぞ。




そういえば前作ラスボス(の前座)だったガーダイン副大統領は『無法物達から社会と法を守るには絶対的な力が必要だ』という理念の元にパラダイスを建造し、世界制服を狙ったが主人公たちに敗れてしまった。
だが皮肉なことに彼の主張は当たってしまった。
ワールドセイバーの様な悪質な連中がのさばる様はまさにガーダインが危惧した事態そのものだろう。
ガーダインのやり方はともかくとして『力なくして正義なし』という考えは間違いじゃないよな。
山野親子に関わらなければ彼の計画ももうちょっと上手く言ってただろうに。
でも身元もよく調べずに腹心の科学者を決めちゃうような人だったからやっぱりダメか。




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ゲンドウさんも急に変なこと聞かされて頭がポルナレフ状態だろうけどセレディは(本人の中では)いい事言って満足したのかドヤ顔で立ち去ろうとする。
だが、ここにきて変化が訪れる。
長年連れ添った相棒である綾部さんが『もうアンタとはやっとられへんわ』と言い出した。
しかし『あやべとセレディゎ……ズッ友だょ……!!』と思ってたセレディはムカ着火ファイアーだ。
懐から銃を取り出すと何の躊躇いもなく自分の副官を撃ち抜いた。
ガシッ!ボカッ!綾部は死んだ。


同じ道を歩んできながらセレディと綾部さんは互いに全く異なる結論を出した。
片方は傲慢と狂気に染まったがもう片方は若者達の未来を信じた。
変わったのは、神居島の生徒たちに触れてきたからだろう。
悩みながら成長していく子供たちの姿を見て一方的な思想の押しつけは何も生み出さないと思ったのかもしれない。
それ故に凶弾で命を落とす事になってしまったが、ゲンドウさんに看取られる綾部さんの死に顔は安らかなものだった。
側近を躊躇なく粛清するのは悪役として堂々しているという見方もできますが、なんかセレディの場合は独裁者的な傲慢さの方が強く感じるな。
ただでさえ説得力の薄いセレディの持論がますます頼りなくなった気がする。
部下の管理すらできないくせに世界を管理しようなどとてもとても…






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一方キョウジの手引きによりセカンドワールドへと侵入した美都先生はロストエリアの上空までたどりつく。
だがそこにはかつての自分の教え子が自らを撃墜するため多数の軍勢を率いていた。
先週ちょっとだけ迷いを見せたようなカイトですが標的を前にしてそんな様子は微塵も見せつけません。
やっぱお前はそういうヤツだよな。
いや、今更善人ぶられても困るからそっちのがいいっちゃいいが。
だが、待機していたワールドセイバーのLBXは正体不明の何者かに襲われ、次々と破壊されていく。
ビ~ム輝くフラッシュバックに~~~~♪ 奴の影♪





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グルゼオンwithヘルスライサー!!
セレディ!貴様に会うため地獄から這い戻ったぜ!!




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復讐と執念に駆られたキョウジは力の限り暴走する。
図らずも新旧セレディの尖兵通しの戦いにもつれ込む。
『これ以上切り刻まれたくなかったらセレディを呼べ!』と要求するキョウジ。
部下が助けを呼んだって来るようなヤツじゃなさそうだけど。
むしろ、中々自分が現れなくてイラつきまくるキョウジを見てニヤニヤ笑ってる方がセレディらしい。





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以前のウォータイムと違い、負けたら死ぬのが分かっていての戦いだ。
だが、意外や意外!生徒たちがワールドセイバーを押しているではないか。
ビビりまくってたタイガとセイリュウも命をかけて敵を撃つ。
あの出てきては倒される役だった第二小隊のかませツインズが!!
キャサリンの死により誰よりも怯えていたハナコも立ち上がるユノの姿をみて覚悟を決める。



生きることを決意した者の美しさは
ただ生きる者たちを圧倒する!!




安全が保証されている分、ずっと自由に動けるワールドセイバーに比べて怯えて竦んでもおかしくない世界連合の方が気迫で勝っている。
セレディの言うことを漠然と信じ込むだけの有象無象の連中が死をも恐れぬ生徒たちに敵う道理なしッッ!!
獲物を殺すのは《凶器》(道具)でも技術でもなく、研ぎ澄まされた殺意なのだ。イェーガーッ!



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生徒たちの気迫が伝染したのか学園長も遂に行動を起こす決意をする。
学園長がおもむろにブローチを捻ると屋根裏から、海から、岩の中からメタ沢の大群が溢れ出る。
すごい派手な登場の仕方だ、バビルの下僕かなんかかお前らは。
鋼鉄の体を持ったロボ集団にワールドセイバーの兵隊たちは瞬く間に叩き伏せられる。
スゲェ、なんかターミネーターのT-1000みたいだ。
考えてみれば銃弾も聞かなさそうだし体が欠損しても止まらないし、情報共有によって直ちに作戦内容を認識できるメタ沢はセレディのハッキングさえなければ超優秀なガードマンだ。
天敵であるセレディはセカンドワールドに降り立って不在、かつ生徒たちは全員コントロールポッドに守られている今、反乱を起こす絶好の機会だ。
キョウジの捨て身の行動はセレディを大いに困らせた。




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その頃、セカンドワールドの戦闘はカイトVSキョウジの戦いにアラタ達が割って入り、アラタVSカイト、ムラクVSキョウジの戦いにもつれ込む。
復讐の二文字に駆り立てられたキョウジの戦闘力は最早バイオレットデビルを持ってしても止められるものではなかった。
ジークギガンテスでの雪辱を晴らすがごとく、グルゼオンはなんなくマグナオルタスを退ける。
一方、アラタは戦いながらも『ブンタが死んだのになんとも思わないのか!』とカイトに義憤を突きつける。
それに対して『しにんぐらいでるさ せんそうだもの (byみつお)』と相変わらず同じ答えしか出さないカイト。
アラタは『自分たちだけ安全なところにいて偉そうに言うな!』と怒りを見せる。
カイトは『この戦いが終われば僕たちが正しかったことがわかるはずだ』と抜かす。
おい、反論になってねーぞ。
今回の件でアラタとカイトは度々言い争いをしているが結局カイトは一度もアラタを言い負かしたことがない。
何を聞いても答えは『自分たちが正しいから』の一点張りだ。
そもそも個人の正しさなんて曖昧なものだ。
にも関わらず正義だから許されるなんて事をすれば、極端な話逆恨みで人を殺しても本人にとっては正義なんだから悪ではないなんて話になりかねない。
いくら彼らが正義を主張してもその正しさを説明できなければ形のない虚言に過ぎないのだ。
それにしてもカイトは本当に骨の髄までセレディを信じきっちゃってる。
その敬愛する教祖様は今さっき長年連れ添った側近を迷わずぶっ殺したばかりなんだけどな。
ホント、コイツの脳みそって幸せな構造になってますね。






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『君のような奴が一番許せない!』とのたまうカイトだがそのセリフは大半の視聴者がお前に対して言いたいことだと思うぞ。
傲慢、嫉妬、憤怒、強欲…7つの大罪の半分以上を一人で満たしている。
アンタ死んだら絶対天国いけないよ…
神刀カムイがカイトの歪んだ思想ごと、ライディングアーマーを切り裂いた。
世界を変えると息巻いた男だが、何を成すでもなく極ありふれた倒され方をした。
エンジェルピースでの戦いで渋々ながらもアラタを助けた彼はもういないのだ…
思えばあの時カイトは礼を言うアラタに対して『結局キミがヒーローなんだろ、気に入らない』と言っていた。
野心の強いカイトにとっていい加減で現実を見ていない(と思ってる)癖に才能に溢れているアラタは心底気に入らない相手だっただろう。
そんなアラタに負けるということは結局己が単なる凡人であると思い知らされる様で我慢ならなかったのではないだろうか?
しかしオーバーロードの覚醒速度を見るにカイトが捨て去った仲間への思いこそアラタの強さの源であると言えそうだが、カイトはそれに気づくことがなかったんだな。
結局、彼の最大の敵はアラタでもゲンドウさんでもなく、己の高すぎるプライドだったのか。





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世界連合の奮戦に幹部の敗退、加えてメタ沢の反乱により形勢は一気に世界連合有利へと傾いていく。
だが、荒れ狂うキョウジを止めなければ真の決着はありえない。
アラタはキョウジに最後の戦いを挑む。
新型補正がなければ強いキョウジを前にアラタは苦戦する。
あわや、致命の一撃を受けるかと思われた時、何かがふたりの間に入る。
ゲンドウのオーヴェインが身を呈してアラタを救った。
ゲンドウゥゥゥゥーーーーーーッッ!!!
ロスト=死と分かっていながら我が身を盾にするその勇気、僕は敬意を評する!!!
もうカイトと比べるのは不毛になるからやめよう。





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ゲンドウさんがやられたアラタは怒りのオーバーロードを発動させる。
『あのクラスメイトだと…?ゲンドウの事か…ゲンドウの事かーーーーーッッ!!』
いや、そんなセリフ言ってないけど。
愛しのセレディをみつけたキョウジは一目散にセレディを追いかける。
それを追い、ロストエリアへと進行する新アラタ。
互いにオーバーロードを発動させた者同士の攻防、最早常人の追いつく域にあらず!
映像面でも過去最高クラスの空中戦を繰り広げ、戦闘の凄まじさはピークに達している。
なんとか最新部にたどり着き、博士を救出しようとする美都先生だったが寸でのところでセレディに追いつかれてしまう。
だが、荒ぶるアラタの波導がセレディのスカウトセンサーに触れる。
セレディは30手前の独身女性そっちのけで14歳男子生徒を全力で迎えに上がる。
キョウジ⇒セレディ⇔アラタの構図だ。
なんだこの三角関係。
甘酢っぱい恋の予感というよりむせ返る炎の匂いが漂ってきそうな危険なトライアングルだ。
それにしてもいくら初回登場補正が切れたとは言え、ビームライフルとカマだけでミサイルの波状攻撃を跳ね除けるキョウジは凄まじいな。
こんなに強いのにどうしてセレディは捨てちゃったんだか…
いや、捨てられたからこんだけ強くなったんだっけか。




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双龍の互角の攻防にディ・エゼルディが割って入り、戦いはますます激しさを見せる。
しかし用心深いセレディは最後まで切り札を隠し持っていた。
あれ程までにこだわっていた力を、本人が持たぬはずもない、オーバーロードを発動させる。
ディ・エゼルディの本気の力を前に遂にキョウジのオーバーロードが切れてしまう。
オーバーロード+ビット兵器の神速はキョウジを持ってしても追いつけない領域だった。
最早この時点で勝負ありだろう、だがキョウジは諦めない。
一人で死ぬかよ ヤツもやつも呼ぶ
 狙い定める セレディがターゲットー!






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崩壊するグルゼオンが最後の一撃を放つ。
だが、恐るべきはディ・エゼルディ。グルゼオンをあざ笑うかのような頑強さを見せつける。
すべての力を使い果たしたのだろうか、グルゼオンはそのまま木っ端微塵に…
強敵としての強さを存分に見せ、時には新機体においしい場面を譲り、そして最後はボスの強さを引き立てて華麗に散っていく…
紛れもなく君はこの作品最大の貢献者だ、お疲れ様。
だがこの時異変が起きる。グルゼオンの放った一撃が周辺のパイプを激しく損傷せしめる。
その亀裂は広がっていき、セレディの真上にあるパイプで限界を迎えた。
キョウジ最後の執念が引き起こした偶然だろうか、パイプはセレディめがけて真っ直ぐに倒れ込んだ。




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千載一遇のチャンスとばかりに博士を救出する美都先生。
だが、コントロールシステムを抜かれ、内部機構そのものも破壊されたセカンドワールドは限界を迎える。
海は裂け、空は割れる。セカンドワールドの終焉の時が来たのだ。
システムが停止した影響だろうか。
ロストした生徒たちのポッドが開いていく。
しかしなんということだ、死んだはずのゲンドウさんが目を開けるではないか!
生徒たちは綾部さんが催眠ガスにすり替えていたお陰で全員生存していた。
綾部さん、君ってやつはーーーーー!!
ここでヒカルが『良かった…』と安堵するのが中々憎い演出ですね。
彼も最初は他人なんてどうでもいい人物だったのに…
生徒たちの成長が見て取れるなー。




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残る問題はロストエリアに取り残された美都親子とセレディの残した悪魔、ディ・エゼルディの始末だけ。
かと思われたが突如水面が波打つ!
頭まで水面に浸かった状態で5メートルは飛んでみせた!
セレディ復活!!
あの状況で生き延びる生命力、そして全身からほとばしるスパーク。
やはり彼の正体は…




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次回、それぞれの未来(あす)へ。
セカンドワールドが崩れ、ワールドセイバーが瓦解してもなおセレディの邪悪な執念は消えない。
この戦いを終わらせれるものはアラタ一人!
アラタの勇気が世界を救うと信じて━━━━!!





今回のエピソードはゲームとは結構違いがあった。
特に綾部さんが離反する下りはかなり改変が加えられている。
おおまかな相違点は


① 綾部さんがセレディから離反するきっかけ
② セレディの体の謎を語るシーンのカット
③ 綾部さんの死に際のセリフ




の3点だろう。
まず①はゲーム板だとゲンドウさんが綾部さんに『お前の気持ちに気付いてやれなくて済まなかった』と謝罪し、綾部さんの心が揺らぐという演出だった。
個人的には仲間を傷つけてもまだ自分のことを執事だと言ってくれるゲンドウさんを見て、綾部さんがワールドスレイヤーのテロリストから綾部連次郎というひとりの人間に戻ったのではないかと思っているのでここはゲームの方が好みだったかな。


2番目ですがゲームだとセレディは脳を含めた体の大部分をオプティマに移植しており、実質的なサイボーグのような存在であることが語られます。
ここがカットされたのはラストで死んだと思ったセレディが復活する演出のために、セレディのボディが機会であることを隠しておきたかったからだと思います
つまり、セレディはオプティマスな司令官だったのだ!
逃げろ!セレディ司令官が爆発する!!



3つ目については『勝手に死ぬことは俺が許さん!』というゲンドウさんの叫びに対して『この綾部連次郎、特例を頂いております故…』と言い残して事切れると言うのがゲーム版のシナリオです。
これまでゲンドウさんの側にいることの理由として使っていた決めセリフでしたが、逆にゲンドウさんから去っていく際に使う事で印象を強めており、これまたゲームの方が好みです。
うーむ、そう考えるとここはゲーム版屈指の名シーンだけに改変されたのは残念だったような、違う展開が見えて嬉しかったような…
あ、キョウジに関してはこれはもう、アニメスタッフ万々歳とでも言うべき良改変でした。
正直、ゲームだと彼はラストバトルで空気読まずにウロウロしてるだけの障害物同然だったので…


そういえばキョウジといえば当たり前のようにコントロールポッド載ってたんだけどあれって誰のだろう?
ロスト下生徒たちは基本そのままのはずだし…と思ったがよく考えればカイトが抜けたので1個空いてるんでしたね。
だとするとまずいぞ、ゲンドウさんが催眠ガスを浴びたのにすぐ目覚めたのはおそらく綾部さんの仏心からつい、ガスの量をすくなく見積もったのだろう。
だとすると他のポッドにもガスを調整していたかもしれない。
例えば散々自分に罵声を浴びせてきたカイトのポッドだけは本当に致死量の毒ガスが流れ込む作りになってるとか。
今頃キョウジは静かに息を引き取っていた…なんてことになったらやばいか。



2013/12/15

箱の中の戦争(リアルウォーズ)





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ようやくラスボスであるディ・エゼルディのご登場だ。
セレディは結構余裕こいてるがサイロンガーターが落とされた以上コイツが最後の砦のはずだ。
戦力的には世界連合の方が総合的には上だと思われるのでこいつを落とせば世界連合が勝利する可能性大だ。
アラタは皆を守りきれるのか!?




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武装を持たないように見えたディ・エゼルディだが、その体から突如光弾が発射される。
謎の光の正体はビット兵器だった、範囲攻撃のないアラタにこの攻撃は不利か!?
だが、ビットの矛先はアラへ向かわなかった。
荒れ狂う光の渦が次々と生徒たちを討ち取っていく。
皆を守るために己の危険すら顧みないアラタの目の前で守るべき生徒たちを虐殺してみせた。
これはひどい、自分が傷つくより仲間が攻撃される方が耐えられないというアラタの性格をあざ笑うかのような凶行だ。
他人の痛みなど毛ほども気にしないセレディの邪悪な心が垣間見える。



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NTですら手こずる全方位攻撃に並のプレイヤーが適うはずもなかった。
抵抗むなしくミハイルのグレイリオが爆散する。
数多の犠牲者の中にジェノック第四の死亡者が現れてしまった。
同盟国のハーネスもセイレーンが一機撃ち落とされる。
カラーリングから見るにシェリーかスイのどっちかですね。
マキシマムトマトはともかくとしてスイちゃんをぶっ殺したら俺が許さねーぞ!(ひでぇ




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襲い来るビットを前に今度はノゾミとタダシが危機に陥る。
だが、確殺の刃は二人に届くことはなかった。
ブンタのクラフトキャリアーが土壇場で盾となり、二人を守ったのだ。
放っておけば一番安全なメカニックという立場でありながら、仲間のために勇気をもって前へ出た。
仲間裏切ってヘラヘラしてるクズ隊長とは雲泥の差ですね。
思えば、序盤から第一小隊に気軽に接してくれる数少ない生徒だった。
だが、非情のナチス毒ガス殺法はメカニックにも容赦しなかった。
嵐山ブンタ、死亡確認。
クラフトキャリアーが破壊されたらロストっていうのはだいぶ初期の方の生ウォーズで言及されてたけどこのタイミングでもってくるとは…



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戦場に置いて真っ先に狙われるのは如何なるものだろうか。
子供か…老人か…あるいは怪我人か。
リクヤのお陰でロストを免れたキャサリンだがそのダメージは深刻だ。
まともに動けないセイレーンは成す術なくビットの餌食となる。
断末魔の悲鳴をあげつつキャサリンがリタイアする。






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ビット攻撃がやむ頃には大量の屍の山が築き上げられる。
死!死!死!
禁断の兵器がもたらす圧倒的な死!!!

重い、重すぎるよ。
肉まんの奪い合い程度しか争いが起きないビルドファイターズを見て現実逃避したくなる。
でもこの状況でまだ生きてる野獣先輩マジかっこいい






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その様子を見てカイトは『これこそが戦争だ』笑っていた。
コイツもう駄目だ。
既に更生不可能なレベルまで堕ちてしまっている。
クラスメートの死を何とも思わないばかりか、あまつさえ自分たちが死んでもガスが流れることはないと言うことを自慢げに話す始末。
つまりワールドセイバー側はどうやっても負けようがないのだ。
本当の戦争などというご高説を垂れながらやってる事は所詮安全圏から石を投げつけているだけだ。
卑怯者め、ゲーム版では自分が死ぬのも分かっていて戦場に出てきてたというのに。
『敬意なき狩りは一方的な虐殺に過ぎない』ってプレエグゼスも言ってただろ!!
ちょっとジンさん、コイツのポッドに行って毒ガスの代わりにパープルヘイズのウイルス撒いてきて。



先週くらいまではカイトは育ちの悪さから悪の道に走ったのだと言う理屈でまだ納得できた。
だが今のこいつを見てると自分の欠点を全て貧乏のせいにしているだけにしか見えん。
ゲーム感想ではアニメ版よりゲーム版の方が救いようがないと書いたが前言撤回する。
コイツはアニメのほうが間違いなくクズだ。
しかしここまでゲスなキャラにして最後はどう落とし前付けるんだろう。
実はカイトは風迅星からやってきた宇宙人で善悪の判断基準が人類と違う位の強引な設定がないと到底擁護が不可能な状況だ。






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激昂に駆られ突撃するアラタだがビットの猛撃に襲われる。
絶体絶命の危機に陥るがそこへマグナオルタスが割って入った。
アラタを華麗に救い出し、返す刀でディ・エゼルディに向かって必殺ファンクションを叩きこむ。
だが、ディ・エゼルディの前に現れたエネルギーフィールドに阻害され失敗に終わる。
ゲームだと射撃しか跳ね返さないのにさり気にパワーアップしてやがる。
互いににらみ合いとなるがそこでセレディによりウォータイムの一時休戦が告げられる。
名目上は傷ついたLBXの修理のためだが実際は一旦小休止を置いてパニックを蔓延させるためだろうな、きっと。
ていうか、コイツの気分次第で終わらせるっていうのは負けそうになったらいつでも強制終了できるってことだよな。
セレディはまさかの切断厨だったのか。
自分は超高性能なワンオフ機、ロストされてもノーリスク、おまけにいつでも切断可能。
こんなものは戦争ではない、タダの虐殺だ。






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セレディの思惑通り教室に戻った生徒たちは超葬式ムードだ
まぁ、無理もない。たった数時間で6人ものクラスメートが死んだのだ。
ゴールデンタイムでやる内容じゃねェッッッ!!!
毒ガス 断末魔 あげ句(く)に発狂
これはキッズアニメじゃない!!


北斗の拳とかだと毎週タンポポの綿毛のように人命が散っていたが明らかなフィクション世界で死人が出るとのと現実の延長線上の世界観で死者が出るのは感じられる重みが違うよ。
積もる不安は伝染して行き、クラスメートは次々に発狂していく。
次殺されるのは自分かも知れないのだ、正気でいろという方が無理な話だ。
この状況で落ち着いていられるのは全盛期のアミさんくらいなもんだろうよ。
だが、そんな中でも誰も弱気にならない第一小隊はさすが主人公達の貫禄だ。
ヒカルなんかもう、武士道極まって覚悟完了しちゃってる雰囲気だし。
当然皆の希望の星であるアラタも諦めてはいなかった。






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だが、そんなアラタに異変が訪れる。
オーバーロードの弊害脳に異常をきたし聴覚が異常に研ぎ澄まされているのだ。
壁を殴った音ですら耳鳴りがする程に、聴力が発達している。
早すぎるアラタの覚醒は強力な武器であると同時に体を蝕む悪魔の力だった。
ただでさえ分の悪い世界連合軍だがますますピンチに陥ってしまった。





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一方本土では今回のウォータイムの殉職者が放映されていた。
これはキツイな、悲鳴や破壊描写よりこういう現実にありそうな生しい描写の方が精神にくる。
財前元首相は東郷総理に向かって『今回の件は一刻も早く対処すべきです』(訳:お前のせいでこんななったけどどう落とし前付けるわけ?)と話しかける。
だが、やつれ気味だった東郷総理は息子の死がトリガーになったのか片腹大激痛wwwってかんじでその場に倒れこむ。
やはり、病が体を蝕んでいたようだ。
でもこの状況で倒れられても責任逃れの仮病にしか見えないのだが。
少なくともマスコミは絶対そう思うよね。





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そんな頃、カイトとセレディは潜水艦で先程の戦いについて話し合っていた。
死亡者の一覧をみるカイトは無表情だがもうクラスメートの死に心を痛めてるなんて事は絶対にありえないだろうな。
案の定、リクヤやキャサリンの死についても『世界がよくなるための犠牲だから仕方ないわ』で済ます。
気にしないのもアレだけどなんか『僕も本当は心苦しいんだけど世界がよくなるためだから仕方ない、彼らもわかってくれるはず』みたいな言い方がスゲェムカつきますわ。



セレディも『生徒が死んだことにより自分に憎しみが集まるだろうけどそれで世界が変わるから甘んじて批判を浴びるよ』とまるで自分が正義のためにあえて泥を被った聖人であるみたいな言い方をする。
相変わらずメチャクチャな議論を展開し出す。なんか毎回突っ込むのが疲れてきたぞ。
そもそも生徒が死んでるのはセレディがガス仕込んだせいだし、そんな酷いことが起きてるのに止めようともしないお前はなんなんだよって話になるだろうが。
こいつもカイトも悪なら悪でふんぞり返って開き直ったほうがまだマシだ。
中途半端に善人ぶって正義のために戦う俺カッコイイみたいな事言われるといよいよイラつきっぷりが半端ないぜ。



というか支配者層の悪事を告発して世論の指示を得ると言うのがセレディの目論見だが、相手が同じことをしてくるとは考えなかったのだろうか?
確かにこの放送をきっかけに世界では何故か反戦運動が起こり始めた。
じゃぁ、各国は彼らに対してどう対応するのかといえば、そりゃもう悪評を弁明するために『諸悪の根源がワールドセイバーであることを強烈にアピールする』しかないはずだ。
で、その末に堂々とテロリスト共を叩き潰して正義を示すだろう。
大体セレディの主張は嘘っぱちだが『ワールドセイバーのせいで生徒が死んでいる』という事実は本当なんだからどう考えても世界側の言い分のが説得力あるし。



セレディの自分に憎しみが集まるという考え方は正しい。
だがセレディに集められるのは純粋なテロリストへの義憤でしかないのだが、当のセレディは理解なき愚民が気高い理想者を憎む倒錯した悪意と勝手にねじ曲げてるに過ぎないのだ。
自分中心に物事を考えすぎるから、他人がどう受け止めるかというのをまるで分かっていない。
そもそも理想を叶えるどころかこんな小国の孤島に篭城してる時点でもう彼に逃げ道はないはずだ。
唯一の手札は人質になってる生徒たちだがその貴重なカードを自分で勝手に切ってりゃ世話ない。
でもカイトもセレディもこの状況を『理想の未来に向かって邁進してる輝かしい時』と思ってるらしい。
こいつら絶対twitterで炎上騒動を起こしても『オレだけは捕まらない』って信じ込むタイプだな。





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元上司が都合の良い妄想に浸っている頃、コードキョウジ反逆のハゲはようやく行動を起こし始める。
手始めに見張りの雑兵を襲撃して装備を奪い取った。
さすが元少年兵だ、白兵戦ならお手の物らしい。
あっさりワールドセイバーの一員になりすましたキョウジは何故か美都先生の元に向かい、美都博士を救出する手助けをしてやると言い出す。
意外な方向からの助け舟は美都先生にとって願ってもない話だ。
だがそんな事をしてもキョウジになんの得にもならないはず。どうして手伝ってくれるのだろうか?
美都先生がそれを聞くとキョウジは『俺を捨てたセレディの奴を困らせたいだけだ』という。
う~む、カッコイイ。
目的は小さいが、重要なのはこんな不利な状況でも彼は自分の信念に従って堂々としている所だろう。
カイトはポジション的にもキョウジの後釜なんだけど人に頼ってばっかのカイトに比べてキョウジがどんな状況でも自分で道を切り開いていくタイプだから前者が情けなく見えるんだよなぁ。





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キョウジの協力により美都先生はセカンドワールドに侵入した。
だがその動きはすぐさまセレディの知るよしとなる。
セレディは直ちにウォータイムを再開させ、カイトに美都先生の始末を命じる。
それに対してカイトはちょっと躊躇した表情を見せる。
この期に及んで迷ってんじゃねーよ。
さっき散々殺人幇助しておきながら今更善意が揺らいだとでもいうのだろうか?
確かにカイトはさっきのウォータイムで直接誰かを殺したわけじゃない。
生身の人間を撃てと言われるのはさっきの状況とはまるで違うと言えるだろう。
でもそれって『理想のために犠牲は仕方ないけど自分の手を汚すのはイヤだ』ってことじゃないのか?
すまなさそうにしようが謝ろうが…とどのつまり結局ワールドセイバーとして死者を出すんじゃねぇか。
なんかそれって二重にあくどいっていうか…調子良すぎる…ッ!
結局彼は殺人という悪行に向き合う勇気がないから理想だのなんだの持ち出して己の行動を正当化してるだけに過ぎない。
世界のためだとか言っておきながら所詮この程度の決意でしかないのだ。
ケッ!笑わせるぜ!味噌汁で顔を洗って出直しな!






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そしてそんなカイトが憎くて堪らないゲンドウさんはセレディにこの殺人ゲームを終わらせろと訴えかけていた。
だがセレディはもう説得が通じるような相手ではないのだ。
しかしゲンドウさんの狙いはひょっとして綾部さんにあるのかもしれない。
綾部さんは裏切ったとは言えリクヤのDCオフェンサーを返却したりしていた。
セレディよりは説得する価値のある人物と言えるだろう。
仲間たちのためにガンバれ!ゲンドウさん!






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各々の思想が渦巻く神居島でついに最後の戦いが始まる。
皆を救いたいアラタ、自分だけが幸せになりたいセレディ、何もかも壊してしまいたいキョウジ…
三者三様、意見が異なるなら後は戦って勝者を決めるしかない。
サイロンガーターの消失でワールドセイバーの戦力が一時的に低下してる事や、アラタに限界が近そうなのを見るとおそらくこれがセレディを倒す最後のチャンスになるだろう。
カイトは美都先生を撃つのだろうか?
そしてセレディの銃口の先にいる人物とは…?
次回、アラタとキョウジ最後の戦い。
長い因縁に終止符が打たれる時が来た。



それにしても最後の展開に来て急に尺が間延びし始めた。
最終回まであと2話だが、ゲームを基準に考えると今回の冒頭からエンディングまでは今日一日で十分出来そうな感じだった。
実際、前作までのスパンだったらラストバトルは1話で済ませてたと思う。
キョウジの行動もかなり変化してるしその辺にオリジナルエピソードが入ってきたりするんだろうか?
考えられるのはセレディの過去だ。
今回の発言や回想といい、ゲームで明かされなかったセレディの過去が明らかになるのかもしれない。
セレディの『自分が今まで受けた仕打ちに比べればこの程度はまだ生ぬるい』と言うセリフから察するにやはり彼も兵士だったのだろうか。
今更どんな過去が明らかになっても許されるもんじゃないだろうけど。
結局彼は耳触りの良い大義名分を並べ立てながらも『自分がひどい目にあったから他人も傷つけてやる』という子供のようなワガママを振りかざしているだけだ。




でも、彼のこの発言でカイトがセレディを盲信する理由がわかった気がする。
この二人は考え方がすごく似ている。


自分の悪行を境遇の悪さのせいする。
自分が憎いと思った対象に勝手な逆恨みを抱く。
その憎しみを関係のない人間に押し付ける事。
自分の行いが正しいと信じて疑わないこと。
結局つまらない私念で動いておきながら世界のためだとカッコ付けるところ…


見れば見るほどカイトとセレディの思考回路はそっくりだ。
髪の色も似てるし実は遠縁でどっかで繋がってるんじゃないかとすら思えてくる。
こう考えるとセレディのイカれてるとしか思えない妄言にカイトが心底感激してるのも納得が行くというものでしょう。
ん?でもそうなるとカイトって第二のセレディになる素質があるのか?
やっぱ今のうちに殺処分しといたほうがいいな。


もうひとつ気になる要素といえばアラタの異変だろうか。
ゲーム版はアバターという頼もしい味方がいたからアラタも安心して背中を預けて戦えたのですがアニメ版だとアバターが不在なので彼が一人で全部背負って戦わなければならない。
体に異常を来たしたのもそういった無理が祟ったからだろうか。
オーバーロードの使いすぎによる弊害自体がアニメオリジナル設定だからホントにどう転ぶかわからんのだよなぁ…各方面から言われているがカミーユエンドだけはやめてくださいマジで。




ならばいっそこの窮地を勝機に変えてしまってはどうだろうか?
ズバリ、異常に発達した聴覚を利用して戦うのだ。
るろ剣の魚沼宇水さんみたいに戦えばあるいは…
ブラストソードを捨ててティンベー(亀甲)で防いでローチン(手槍)で刺す攻防一体の戦術だ!
翌日、上半身を分離させられ、壁に磔にされるドットブラスライザーの姿が!
…やっぱ宇水さんじゃダメか。
じゃぁ、男塾の月光みたいに「ケッペルの法則」を活かして投げたブラストブレードを相手の頭上に落下させ…(長くなりすぎるので割愛